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-武田4-

-武田4-


流れ着いた島から無事に本島に戻った私たちはその後の観光は変更があったもののそれなりに楽しく過ごした。

とりあえず藤堂さんと蘭子さんは付き合い始めることになったみたい。

私たちともメアド交換をして、お互いわりと近くに住んでることがわかり「たまには一緒に食事でも。」と言葉を交わして別れたのでした。


そして無人島漂流事件から数ヶ月。

藤堂さんに時々メールするのだけど、「記憶が戻ってるのかどうかはわからないけど、蘭子の態度は旅行前とまったく変わらないよ(笑)」とのことだった。


藤堂さんは行動は頼りなさそうだけど、蘭子さんの記憶障害をすぐ気づいた人だから正直頭は切れる人なんだと思う。

本当の彼女なのに、記憶障害で自分が彼女のフリをしている。それを見抜けるのってすごくない?

よっぽど蘭子さんのことを理解しているんだね。藤堂さんは。

そのことを言ったら「まぁ蘭子の中の「デレ」に気づけるのは俺くらいだしな。」って言ってた。頭は切れるけど、藤堂さんはきっとアホなんだと思う。

でも藤堂さんと蘭子さん。とってもお似合いだったしなー なんだかんだ言い合いしてても仲のいい2人って私の理想なのよね。


「おーい、愛いくぞー 遅れたらヤバイだろー」圭ちゃんの声。

「あ、はーい!」


私はそう答えて圭ちゃんとともに2人の結婚式へと出かけるのだった。今日はきちんとメガネをかけていこう。また圭ちゃんを見間違えたら大変だものね。



終わり。


蛇足的解説。

圭一と蘭子は初めから恋人同士だった。

圭一も蘭子も恋人同士だった記憶をなくしていた。

愛は目が悪いので圭一の顔を本当の彼氏と見間違えていた。

本当の彼氏も名前が「圭一」なので気がつかなかった。



あとがき

人物名は「無人島-アイランド」から取りました


無=武 武田 アイ=愛

人=陣 陣内 ラン=蘭子

島=藤 藤堂 ド =圭一



工夫したところ(自分でいうの?)

・実は蘭子が記憶障害だった。というオチ。

・愛は途中で「圭ちゃんはこんなに頼りない人じゃない」といってる。=愛の彼氏の圭ちゃんは頼りがいのある人

・ド近眼だけどメガネがない&漂流してテンパってるから顔を見間違えてる。

・圭一は状況を整理して確認するのが好きで頭の回転が速い。なので記憶が戻ったとき蘭子のおかしい点にもすぐ気づいた。

・最初の紹介のとき藤堂という苗字は蘭子には言ってるけど、愛には言ってない

・圭一と蘭子、初めに記憶障害と聞いて小説を思い浮かべている=2人の趣味が似てる。

・空欄の頭=空、蘭の頭=蘭子の頭が空=蘭子が記憶障害。


残念なところ

・全体的に残念


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