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没落令嬢シリーズ

没落令嬢は真実の愛を探したい!

 わたくし、カロリーヌ・ハイル子爵令嬢はたった今婚約者だった、ケビン・ファンレーン子爵子息に婚約解消されました。

 理由は[真実の愛を見つけた]事と、わたくしの家が没落しそうだからだ!

 人の良いお父さまは、領地を担保にお金を借り知り合った男の話しを信じ、その男の事業に投資した。

 その男はお金を受け取ると、お父さまの前から姿を消した。ファンレーン子爵はそれでも息子を婿入りさせたかったが、当の息子はよりにもよってカロリーヌの友人であるサラ・ゴードン男爵令嬢と恋に落ちた。

 サラも一人娘だった為ケビンはゴードン家へ婿入りする事になった。


「カロリーヌすまない。私が変な話しを信じたばかりに、君を不幸にしてしまう。」

「お父さま顔を上げて。ケビンとの事は仕方ないの。お金の事が無くてもサラとの[真実の愛]に目覚めていたと思うわ。」


 わたしは大丈夫よ!


 と、笑顔で答える。正直ケビンとは遅かれ早かれこうなったと思っている。

 ケビンは顔だけは良いのだ!待ち合わせにケビンが先に着くと、かならず女性に声を掛けられている。

 タイプでは無い女性だと断るが、タイプの女性だったら・・そのまま消えてしまう。

 性格は良く言えば優しい。悪く言えば優柔不断。

 相手の女性に強引に来られると断れないのだ!



 ある日、わたしは婚約式に着る服を仕立てる為、ケビンの屋敷へと行った。

 屋敷に着くと出迎えたのはケビンでは無く、ファンレーン家の執事だった。


「ケビンはどうしたの?」


 聞けば歯切れの悪い答えが返ってくる。

 なんと無く嫌な気はしたが、案内された部屋に一歩入ればそんな気持ちはどこかへと行ってしまった。

 トルソーに掛かっているドレスはどれも流行の形やデザインの物ばかり。生地を見ても異国の生地がたくさん並んでいた。


「うわぁぁぁ、すごいわ!本でしか見た事ない生地ばかりだわ!このドレスのレースなんて、隣国でしか作れないと聞いた事あるわ!」


 初めて見る生地に興奮がおさまらない。さっきまでケビンの事で腹が立っていたが、生地のおかげで怒りもおさまったわ!


「お嬢さまの気にいる物があれば、何でも購入して良いとケビン様より伺っております。」


 後ろから声をかけられて我にかえる。

 振り返り声の主を見ると、わたしとあまり歳がかわらないような・・

 わたしの視線に気付いたのか彼は、わたしの手をすくい甲に軽く唇を当てる。フリをした。


「初めてお目にかかります、私ジャック・デルと申します。デル商会副社長をしており、ケビン様とは学園時代の仲でございます。」

「初めまして、カロリーヌ・ハイルです。」


 お互い自己紹介が終わり、生地選びが始まった。




「このドレスどうしましょう。婚約式で着ようと思ってたのに着れなくなってしまったわ。」


 あの日ジャックと選んだ生地で作ったドレス。

 ケビンは慰謝料として渡してくれたが・・着る日が来るのかしら・・

 それよりも、わたしみたいな没落令嬢の所に婿入りする男性なんていないわよね・・・


「お嬢さま、こちらのドレスいかがしますか?」


 わたし専属の侍女、メイが声をかけてきた。

 少し考えて


「せっかくだから、もう少し飾っておきたいわ!」


 ドレスはわたしの私室へ運ん貰った。

 婚約解消してからのわたしは、とにかく婿入りしてくれる人を見つけるために夜会へと足を運ぶ。が、解消された話しはすぐに広まり、まるでわたしに欠陥があったように脚色されていた。

 話しの出所は間違いなくサラだろう。

 でも証拠が無い・・

 いつしか夜会へ行っても、声をかけてくれる男性もおらず・・壁の花になっていた。


 そんなある日、侯爵家から昼間のパーティーへの招待状が届いた。侯爵家には四人の息子がいたはず!

 上二人は絶対に無理でも、下二人ならもしかして・・

 急いでメイを呼んで昼間のパーティーに相応しいドレスを選んだ。


 パーティー当日。わたしはお父さまのエスコートで侯爵家へと向かった。お父さまは体調を崩したお母さまが心配で、侯爵と侯爵夫人に挨拶すると直ぐに屋敷へと帰っていった。

 わたしはもう少し残り、誰か人を探す。すると、


「あら!そこにいるのはカロリーヌではなくて?」


 振り返るとそこには、ケビンとケビンにエスコートされているサラが立っていた。

 

「お久しぶりね、ケビン様。サラ。」

「ええ、本当に。こちらには一人で?」


 知っているのに聞いてくるなんてこの子、こんなに性格悪かったかしら?


「残念ながら父は、体調を崩した母が心配でお帰りになったわ。」


 嘘では無い!

 でも、サラはわたしが嘘をついたと思ったのか思い切り吹き出し、


「ハイル子爵も娘のこんな不様な姿を見たく無かったのよ!だってカロリーヌ、あなた未だに一人でしょう?早くパートナーが見つかると良いわねー。ケビンも心配しているのよ?元婚約者がずっと一人だと気になるって!」


 と、周りに聞こえるように言ってくる。


「婚約はしてないわ!」

 

 そう言っても聞こえないフリをして一人大笑いしている。

 隣りでケビンが止めているが聴かない!

 悔しくて悲しくて、その場を離れようとした時、


「そこにおいでなのは、ハイル子爵令嬢ではありませんか?」


 声のする方へ顔を動かすと、ワイングラスを二つ持ったジャックがこちらへ歩いて来る。

 わたしは自分が名を呼ばれた事に不思議だったが、取り敢えずでもこの場から離れられるのなら、助け舟だ!


「お久しぶりでございます、デル卿。あなた様も招待されましたの?」

「ええ、今日のパーティーは我が商会にご依頼がありましたので。」


 笑顔でグラスを渡される。

 そして今気付いたかのように


「おや、ケビンいたんだ!この間はどうも。」

「ああ、こちらこそ・・それよりも、いつから二人は?」

「えっ? 「ああ、それは君のおかげだよ。ドレスを仕立てる時、君の屋敷で会っただろ?それがきっかけさ!」


 そう言いながら自然にわたしを背中へ隠す。

 ケビンは不機嫌そうに・・サラは獲物を見つけたかのような視線をジャックへと向けた。

 が、ジャックが平民と知ると態度を180°変え、


(カロリーヌとお似合いね!)


 と二人その場を離れて行った。

 わたしはジャックにお礼を言ってその場を離れようとしたが、腕を掴まれて


「少しで良いので、話しをしませんか?」


と言われた。

 ジャックに連れられて来たのは、噴水が目の前にある東屋だった。

 ジャックの向かい側に腰掛けると、手にあるベルを鳴らす。するとどこからかメイド服を着た女性が現れて、テーブルに軽食やデザートや紅茶を注いだカップを置いて下がった。


「彼女は我が商会の職員でね、令嬢に声を掛ける前に頼んでおいたんだ。」


 召し上がれ!と手で促され、サンドウィッチをつまむ。これがまた美味しくて、手が止まらない。

 結局用意された料理は全てカロリーヌのお腹におさめられた。

 紅茶を飲んで一息ついた頃、


「貴方はケビンの元婚約者?」


 わたしは首を横に振る。


「婚約前でしたので、幼馴染!になるのかしら?でも困った事に、何故か周りには婚約破棄された令嬢。と言われていて、お婿さんも探せないわ。」


 ジャックは先ほどのわたしとサラのやり取りを思い出したのか、わたしの顔を見てひとつ頷くと


「まずはカロリーヌとお呼びしても?」

「ええ、わたしとお友達になってくれるのなら。」


 と、冗談まじりで言う。


「友達では無く、婚約者になりましょう!」


 想像の斜め上から来た事葉に驚いた!




 冗談だと思ったが、ジャックは本気だったらしく後日、正式な形を持って屋敷へと挨拶に来てくれた。

 ジャックの父母もまさか息子が没落寸前とは言え、貴族令嬢と結婚するとは思っておらず、とても嬉しそうだった。

 借金どころか領地まで買い戻す!と言われた時はさすがに顔が青ざめた!

 デル商会恐るべし!

 わたしの両親は、爵位をわたしに譲ったら母の実家がある領地でのんびりと暮らしたい!と言われ少し寂しくなった。

 もちろんその際もデル商会が手を貸してくれるそうだ!

 そして一月後、わたしとジャックは無事婚約を結んだ。結婚式は半年後。[デル商会にかかれば半年もかからずに、完璧な結婚式を挙げれます!]と言われたが、父母と直ぐに別れたくは無い。と言ったら分かってくれた。

 

「ジャックは本当に婿入りしても良かったの?貴方なら嫁の来ては幾らでもあったでしょう?」

「俺は今の仕事が続けれるなら、どっちでも良かったんだ。でもあの日、カロリーヌを見た瞬間君が良い!と思ってしまったんだ。」


 そう言いながら手の甲にキスをする。


「あの時はそんな素ぶり見せなかったのに・・」


 顔を赤らめながら言えば


(本当だよ!)と満面な笑顔で言われてしまい、わたしの胸が高鳴った。



 婚約して初めての夜会。

 エスコートはもちろんジャック。この日に合わせてドレスや靴、宝飾品まで揃えて送られてきた時


(もしかしてわたし、とんでもないお金持ちと婚約したんじゃ無いかしら?)


 と思える程の高品質な物ばかりだった。

 メイなんてティアラを頭に乗せる時、手が震えていて笑ってしまった。

 時間通りにジャックは迎えに来てくれて、商会が用意してくれた馬車へ乗り込む。

 子爵家ではとても用意出来ない馬車にわたしは浮かれてしまっており、会場に到着しジャックのエスコートで降りると一斉に視線を浴びる。

 他の方達の着ているドレスを見ても、わたしが着ているドレスが高品質か分かってしまう程の素晴らしいドレスなのだ。

 ジャックは、


「君にそのドレスをプレゼントして正解だった。とても似合っているし、今ここにいる誰よりも綺麗だ!」


 そう耳元で囁く。

 ありがとう・・と顔を真っ赤に染めながら答えると、そんなわたしを見てジャックは嬉しそうに笑っている。


「カロリーヌ?それと、ジャック?」


 名を呼ばれ振り向くとそこには、少し青ざめているケビンとサラだった。


「ごきげんよう。ゴードン男爵、夫人。」


 目上の人に対する礼を取る。

 二人はつい先日結婚式を挙げ、そして婚姻と同時に爵位を譲られていた。

 サラは散々わたしをバカにしていたのに、一目で高級とわかる一式を身に着けているわたしに対し、嫉妬の顔で見て来る。

 そんな彼女の視線に気付いたジャックは、失礼。と言ってわたしを会場へと誘導してくれた。

 夜会でのジャックは顔を売るために色々な方に話しかけていた。わたしは最初こそ側にいたが、途中から足が痛くなり、今はソファーに腰掛けている。

 時々ジャックがこちらの様子を伺っているのが分かる。わたしは目が合うとヒラヒラと手を振る。

 

 冷たい物ばかり口にしていたせいか、トイレへ行きたくなる。ジャックを探したが見つからなかったので、そっとその場を離れた。直ぐに戻れば問題無いと思ったから。

 でもその考えは間違っていた。

 トイレから出るとそこにはケビンが待っていた。

 てっきりサラを待っていると思って側を通り過ぎた時、腕を掴まれた。


「何を!」

「君は何故あいつと一緒に居るんだ!婚約したなんて嘘だろう?」


 目がおかしい。震える手で解こうとしたが男の力には敵わない。


「婚約は本当よ。お願いだからこの手を離して!」


 声が震える。それでも頑張って声を出す。


「助けて!誰か助けて!」

「カロリーヌ!君は俺の事が好きだったじゃ無いか!なぜ平民なんかと!」

「ジャックは平民だけど立派な人よ!肩書きだけで決めつけないで!」


 ジャックをバカにされ思わず言い返した。

 だが逆にケビンを怒らせてしまったのか、わたしの腕を引っ張り近くの部屋へと無理やり連れ込まれてしまった。






 カロリーヌのおかげで色々な方に顔を売る事が出来た。そろそろカロリーヌの側へ行こうとした時、後ろから抱きつかれた。

 カロリーヌだと思い顔だけ振り向くと、抱きついているのはゴードン夫人だった。


「何をなさっている?貴方の夫は?」


 すると夫人は薄気味悪い笑顔で


「わたくしの夫は今頃、貴方の婚約者と楽しんでいる頃よ。」


 一瞬にしてこの女が何を言いたいのかを理解した!

 俺は夫人を振り解きカロリーヌを探した。が、ホールには居ない。ここで大きな声を出す事は出来ない。


「言ったでしょ?わたしの夫と楽しんでいる最中だと。だから私たちも・・」


 サラと言ったか?俺は近くにいた警備兵にこの女を預け思い付くままに走った。





「ケビン?何があったの?何故こんな事を?」

「君はあの男に騙されているんだ!本当のあの男は貴族が大嫌いなんだ!君は利用されているんだ!」


 誰も居ない部屋に連れ込まれたが酒を飲んでいるせいか、ケビンの足取りは悪い。

 何とかしてこの部屋から出ないと、変に疑われてしまいジャックに迷惑を掛けてしまう。

 ソファーにあるクッションを思い切りケビンに投げ付けると、扉へと全力で走る。

 だか髪を引っ張られ倒されてしまった!


「キャア!!!痛い、ケビン離して!」


 思い切り抵抗するが敵わない。うつ伏せに倒したわたしに、馬乗りに乗るケビン。


「お願いやめて・・貴方まで疑われるわ・・」

「俺はあいつの悔しがる顔を見れればそれで良いんだ。」


 自分の持てる力で抵抗するが敵わない。

 両手首を掴まれて抵抗出来なくなった事を確認すると、変な声で笑い出す。

 気持ち悪い!


「やめて!お願い触らないで!誰か!誰か助けて!」


 泣きながら叫ぶもケビンの笑いは止まらず、

 わたしのドレスに手が触れた。


(やめて!ジャック!助けて、ジャック!!)


 心の中で叫んだ瞬間


   バンッッ!!!


 と、扉が開いたとほぼ同時に背中が軽くなった。

 フワッと嗅ぎ慣れた香りが鼻へ通る。

 その瞬間涙が溢れ出し、同時に思い切り抱き締められていた。


「カロリーヌ!遅くなってすまない!」

「ジャック・・怖かった・・」


 そう伝えると、緊張と安心感でわたしはそのまま気を失った。


 目を覚ますとそこは見慣れない天井があった。

しばらく考えるも思い出せないベッドに家具。

身体を少し動かすと


「お嬢様!お目覚めになられたんですね!良かった・・」


 泣きながらメイが覗き込む。


「すぐ戻ります!」


 誰かを呼びに行ったのか?メイは扉から出て行ってしまった。起きあがろうとして、全身が痛む。それに何だか熱っぽい・・

 ボーッとしていると、


「カロリーヌ!大丈夫かい?」

「ジャック・・?お水をちょうだい・・」


 あの後わたしは三日も意識なく寝込んでいたと聞かされた。本来なら子爵邸へと送るのだが、カロリーヌの状態があまりにもひどくジャックの私邸へと運ばれたと聞かされた。メイはその時呼ばれたそうだ。

 ケビンとサラはゴードン男爵家の領地へと移送され、二度と領地から出られないだろうと言われた。

ゴードン男爵家の家督も、サラの妹が継いだそうだ。

 二人は嫌がっていた平民になったのだと、ジャックが教えてくれた。


「満足した?」


と聞けば


「最初は、メチャクチャにしてやりたかった。ケビンはずっと俺を平民平民とバカにしてきてたから・・でも。」


 わたしは耳を凝らして聞く。


「カロリーヌと婚約してからは、どうでも良くなったんだ。君は一度だって俺をバカにしなかった。」

「貴方は立派な人よ?」

「でも、貴族はそう思わない。いや、そう思えなかった。でも夜会で色々な方と話して自分の考えが間違っていたと知ったよ。」

「・・・・」


 ジャックはわたしの目を見ると


「ごめん、ごめんなさい。俺は君を騙していた。

君が婿入りしてくれる男性を探している事は、知っていた。」

「ええ、有名な話よ?」

「義父さまが借金をして、領地まで手放した没落貴族だと知って近づいたんだ。」

「それも、有名な話よ。」

「君と結婚すれば、簡単に子爵位が手に入る。アイツらを見返せる。そう思って君に近づいた最低な男なんだ!おれは・・・」


 肩を震わせている。ジャックは今も爵位目当てでわたしを望んでいるのだろうか?

 少しでもわたしの事を・・


「わたしは、借金を一緒に返してくれる夫を望んだわ。」


ジャックの肩がビクッと揺れた。


「そして出来たら優しい人が良いと・・」

「・・うん・・」

「あなたは簡単に爵位を手に入れたかった・・ねぇジャック。これは契約になるわね。わたし達が結婚したらお互い利益に繋がるわ。」


 笑え!わたし。


「わたし達、契約結婚しましょう!貴族なら当たり前よ?お互いの家の為に結ぶ結婚。貴方は何も間違ってはいないわ!」


 もっともっと、ジャックを安心させる為に

 笑え、わたし。



 四ヶ月後、わたしとジャックは結婚式を挙げた。

 平民とバカにされていた男と、

 父親が借金をし、領地も手放した没落貴族令嬢。


「愛してるわ、ジャック。」

「俺も愛しているよ。カロリーヌ。」



  死が二人を分つまで、


  真実の愛を探しましょう。


 

この話しは20日から始まる連載の主人公である、シェリーの両親のお話しです。良かったらそちらもお読み下さい。完結まで毎日投稿します。

お読みくださり、ありがとうございました。

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