マジで彼女ってどうやって作るの。
モテねー。彼女欲しいけど出来ねー。
「お前本当にモテねーよな」
「うるせーよ。お前だってモテねーーじゃねーーかよ」
「俺は彼女いるぞ」
そう。こいつは何でか知らないけど彼女かいるのである。
顔もそこまで良くもないし、性格だってそこまでいいかと聞かれたらそこまでだし。
分からん。本当に分からん。
しかもこいつの彼女は結構可愛いのである。
「和也あんた、また彼女彼女って言ってるの」
こいつは幼なじみの千草。
本来ならこいつと恋人同士になるのが自然の流れなのだがこいつは知らぬまに彼氏を作っていた。
「うるせーーな。男は半分以上の人がその事を考えてんだよ」
「うるせーーはないでしょ」
「じゃあ何だよお前俺の彼女になってくれんのかよ?」
「バ・・・バカじゃないの。誰があんたなんかと」
「千草俺は何が足りない?」
「顔」
「てめーーふざけんなよ。顔は変えらんねーーよ。親からもらった世界の一つだけの顔だぞ」
「それじゃ諦めたら」
こいつこんな性格で良く彼氏何かできたな。奇跡だろ。まぁ顔は悪くはないけどな。
「俺は諦めない。この命にかけて諦めるものか」
「何急にふざけて」
「