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3話 -桜の気持ちー

今回は桜視点でのスタートになります!

私の名前は水瀬 桜。今年から東楠工業高校の1年生です。工業高校と言えばやっぱり男子が多くいる高校のイメージが強いと思うんです。そう、実際私が今日から通う高校の楠工も女子がほんの少ししかいない高校なんです。


「はぁ…」


と、ため息をつく私。今は入学式の最中で、校長先生の話を長々と聞いている。


早く終わんないかなぁ…。



ー入学式終了後ー


「えーと、水瀬桜水瀬桜はっと……、あった!1組だね」


自分の名前を見つけ私は電気科1年1組の教室へ向かった。



~電気科1年1組~



今は自己紹介をやっている。やっぱり女子少ないなぁ…。私含めて5人って…。


「えーと、水戸湊って言います。趣味は基本ないですがしいて言うならゲームですかね。中学の友達はこの学校にいないのでみなさんぜひ仲良くしてくださいね~」


私の前の席の男子、水戸 湊君っていうのか…。ちょっとかっこいいかも…。って何言ってんの私!?私がこんな冴えない男子をかっこいいって思うわけないじゃない!!


ぶんぶんと首を振りながら変なことを考えてる自分に腹を立たせているうちに水戸君に拍手が送られていた。

げっ次私の番だ…


とうとう私の番が来てしまった…。仕方ない、なんとなく自己紹介しましょう。


「名前は、水瀬 桜です。趣味は読書ですね。今年1年間みなさん仲良くしてくださいねっ」


私はなんとなく最後にニコッとしたらクラスのみんなが固まっている…。

え、ええええ!!!私何かやらかしたのーーー!?!?!?

水戸君も固まっているしほんと最悪なスタートです…。今年1年うまくやっていけるかなぁ


私はとても心配だった


その後ショートホームルームを行い、あっという間に放課後になった。

するとなぜだろう、クラスのほとんどの生徒が私の席にやってくる。え?なんで?


「水瀬さん可愛いね!友達になってよ!」とか「この後一緒にお茶しない?」だとか、中には「結婚してください!!」なんて言ってくる輩もいた。


ふと窓側のほうをみると、水戸君ともう1人の男子がこっちを見つめながら喋っているようだ。進藤君…だっけ…?水戸君さっそく友達作ったみたいでうらやましいなぁー…。


こんなことを思いながらも目の前で群がってるクラスメイト達は私にいろいろ喋りかけてくる。中には女子もいた。なんでこんなにみんな喋りかけてくるんだろう…。私いじめられちゃうのかな………やだよ!!

こんなことを考えてる内にまた窓側を見ると、水戸君と進藤君は2人で帰ろうとしていた。


「あっ……」


私は無意識にあっっと言っていた。


そういえばなんでさっきから水戸君のことばっか考えてるんだろ…。


「みなさんごめんなさい!!私この後用事があるんで失礼します!!」


と言って私はこの包囲網からの脱出に成功した。



~下校中・通学路~


私は今、水戸君と進藤君の後ろを歩いている。後ろって言っても距離はだいぶある。もちろん2人がどんな会話をしているのかもわからない。


「だからなんで水戸君のこと考えてるんだろ…」


はぁっとため息をつきながらつぶやく私…。だっておかしくない?今日初めて会ったわけでしかもまだ一言も喋ったことないのよ??

ま、まさか…一目ぼれ…????っっってそんなわけあるかー!!

絶対に一目ぼれなんてあり得ない!この私がね!!


私は1人で歩きながら葛藤していた…。はっと我に返り前を見ると2人の姿はなくなっていた。


「はぁ、とりあえず帰ろ…。」


桜はしょぼんとしながら家に帰ったのである…。


読んでいただきありがとうございます!!

今回は桜視点でのお話となりましたが相変わらず下手の文章ですみません…。読みやすいように工夫はしているつもりなのですが…。。。


次回からはまた湊視点にもどります!!

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