8/65
隠居前物語り～2～
小・中・高とある、女子校に通う事が決まっていた。
世界でも、有名なお嬢様達が通う学校だった。
王家の人も通っているらしい。
車通学の人が多く、歩きの人は一般の方が多かった。
私は車通学だったが、歩いて通学して見たかったよ…。
紅夜家というのは、思っていたよりかなりの権力を持っていた。
だから、利益無しに友達になってくれる人は、多くは居なかったがそれでも友達が出来て嬉しかった。
まぁ、周りで普通に同性同士の恋愛があったり、校内で１、２位を争う美人達が人気で告白合戦が開始されたり…。
見ていてかなり面白かった♪
…そういえば私の容姿など、平凡で残念とか小等部三年生ぐらいまでだが、言われていたっけ。
