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隠居後物語り~1~


僕の名前は、紅夜 一。


皆には、レンが嫌っている恋に狂った、叔父だと言った方が分かるかな?



僕って、自分でもちょっとおかしいと思うよ。


え?ちょっと所か全部おかしい?


まぁ、そうだよね…。



とにかく、これはレンや世間が知らない紅夜家の話。


今となっては、僕しか知らない真実の物語り…。





僕がレンが産まれる前に、恋に狂って縁を切られたのは本当なんだけど…。


でも、さすがに当主の座を狙って家族を殺そうとは、しなかった。


僕の初恋は、白鴎家の蘭ちゃんの母親なのは本当だ。


でも、すでに結婚していたしすぐに諦めていた。



好きな人が出来たからね…。


蘭ちゃんの母親を奪い邪魔な家族を殺し、ついでに早く当主になろうとしたのは…レンの父親。



次男は、かなりのブラコンで兄の参謀をしていた。


兄は、すでに結婚していたのにね…。


ちなみに、僕の好きな人は兄の奥さんだった。



…僕って叶わぬ恋ばかりだな…。



兄の奥さんは、レンと同じぐらい平凡で自由な人だった。



政略結婚だったけど、兄をそれなりに愛していたと思う。


だからさ…、諦めていたんだ。


で、好きな人が不幸にならないようにどんな手を使ってでも、兄達の邪魔をしてやった。



嫌がらせもかねてね…。


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