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《嫁探し》
僕は、次元を超える決意をした。
《嫁探し》
扉を一つ開けるだけで
えらく疲れてしまうもんで
せめてこの窓くらいは
開いたままで暮らす日々です
独りでいるのは淋しいので
嫁でも探そうと思い
幾つもの波を越えて
楽園を目指し、踏み出した
でも、
気付いていたんだ
理想のあの娘は幻想だって
獣っ娘、メカ娘に、悪魔っ娘
悪魔染みてる誰かがいるだけ
亜人っ娘、ノームに、処女エルフ
そんなのこの次元にはいないんだよ
それでもまた波を越えて
楽園を目指し、歩き出す
でも、
気付いていたんだ
現実にはそんな娘いないって
猫耳、狐に、ドロップイヤー
バニーはいるけど お触りはNGです
ツノっ娘、羊毛、もふもふしっぽ
そんなとこに生やしちゃ、楽しみが減るだろう?
まだまだ波を越えて
楽園を目指し、歩んでゆく
でも、
知っていたんだ
そんな娘が実在するワケないよって
委員長、お隣り、幼馴染み
幼女はいるけど 警察呼ばれます
従姉妹に、妹、義理の妹、
姪っ子はいるらしい 会ったことはないけど
愛して欲しいんだ
うだつの上がらない僕だって
彼女たちを愛した僕がいたように
僕を愛する誰かがいたっていいじゃないか
余剰次元のどっかにさ
ヘンな所に角を生やされても撫で面積が減るだけなので、もう少し考えて頂きたい




