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300文字で行こう

自販機

作者: asaghi

現金を入れた後、迷う手間もかけずに、ボタンを押す。反応して点滅する。

がたん、ごとん、馴染みの音と共に、下の口から飲料の缶が出て来た。

此処までは、いつもの通り。

その後が問題。

缶の表面に、墨痕淋漓と、墨で大書された二文字。

“小吉”

プルリングを引き開けながら考える。

『其処の自動販売機では、占いが出来る。』

各種サービスの一種と、思っていたが、中身は普通に飲めた。

「それも、おみくじとはね。」

一回120円~150円前後と言うのは、高いのか安いのか。それより、占い結果が書かれた缶をどうすれば良いのだって?

『ゴミの分別にご協力お願いします。』

辺りを見回してから、空缶専用のゴミ箱へ、ぽい。

やれやれ、小吉とはね。



               * The End *

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