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どりたんとおかあさん。  作者: もなか
2/2

すきだよ

どりたんの外での生活が始まった。

でも、どりたんは、ちっとも怖くなかった。

鳥さんが遊びに来て、虫さんが遊びに来てくれた。

配達のおじさんも頭を撫でてくれ、おやつもくれた。

どりたんは、冒険をしたくなって、そっと抜け出した。外の世界は広く楽しかった。

でもお母さんは心配をして泣きながらぼくを探し回ってくれた。

会った時は、ギュッと抱きしめてくれた。

どりたんは、心配かけてごめんねって。

雪が降り、また冒険にでかけた。冷たくて気持ちがいい。顔を雪に突っ込んだり、走り回った。

お母さんは、心配をしてどりたんの足跡を追いかけてきた。どりたんの遊んでいる姿を見てお母さんは、

怒らず見守っていてくれた。


ある日の夜。大雨で雷がなっていた。

どりたんは、雷が怖くて泣いていたら、お母さんが

飛んできてくれて、大丈夫だよってずっと側にいてくれた。

どりたんは、とても嬉しかった。


どりたんは、大きな音が苦手で祭りののろしで大騒ぎ。

熱がいっぱい出てどりたんは倒れてしまった。

お父さんが心臓マッサージをしてくれたけど、

どりたんは、そのまま天国へ旅立った。

お母さんはとても悲しくて涙が止まらなかった。

どりたんも悲しかった。



お母さんは、一緒にいてくれてありがとう。って

また、会おうねって。どりたん大好きだよって。

どりたんも一緒にいられてうれしかった。

お母さん大好きだよ。

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