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キャラ設定資料  作者: 風宮葉摘
9/22

煌帝・インジュ

雷帝・インファと宝石の精霊・蛍石のセリアの息子

風の王・リティルを守りたくて、雷帝・インファに憧れて、インファの息子として産まれてきた、原初の風4分の1の精霊

しかし、臆病で優しい性格で生まれてしまったインジュは、上級精霊でありながら最上級精霊と渡り合う父・インファを、いつしか恐れるようになってしまう

風の最上級精霊でありながら、産まれてから20年経っても力が覚醒せず、引きこもっていたが、覚醒できなかったのは、ひな鳥期に自らかけた封印によってだった。風の騎士・ノインに命がけで封印を解かれ、インファに導かれ、いっぱしの精霊となる

インファとはわだかまりを解き、もともと憧れていた人だった為に、インファloveが止まらない

その後も自信が持てず、長らく混迷するが、旋律の精霊・ラスと出会い、彼と交流し急成長を遂げる。風の騎士・ノインの去った後、彼の後釜として風の王の補佐官となる

感情の起伏が激しく不安定だが、ねあかで風の城の癒やし系。昼寝が大好きなナマケモノだが、殺さずの戒めを守り、風一家の被る血の呪いを無意識に浄化している、風の城を縁の下から支える最強の盾

殺さずの戒めを守るが、殺戮の衝動が強く、インジュは自分を、殺さない殺人鬼だと認識している

父・インファとは、兄弟デュオ・インサーフローを結成し、人間の歌い手として人間の都に潜入したこともある。歌に天性の素質を持っている

リティル限定抱きつき魔。インジュはリティルが一番大事だが、もう1人のインジュであるエンドは、インファが一番大事

固有魔法・千両役者で、自分自身をも完璧に騙すことができるため、環境に応じて微妙に性格が異なる。本当の彼を、誰も、インジュ自身も知らない。エンドを作り出してからその固有魔法は、彼を別人に変えてしまうほどには発動していない

精霊の至宝・原初の風は、受精させる力の結晶体だが、インジュは恋愛感情をなくしてしまっている。ゆえに、不能でもある。しかし、それすらも偽り

本名は、インジュエル。精霊の言葉のイン、風と、ジュエル、宝石で、風の宝石という意味の名。名付けたのはインファ。その名には、雷帝の至宝という裏の意味がある


容姿

女性寄りの中性的な容姿

キラキラ輝く金色の髪。リティルと同じ髪の長さできちんと整えて結っていたが、殺戮形態になると長く伸びてしまうため、三つ編みハーフアップに髪型を変えた(9)

父・インファと同じ切れ長の瞳だが、柔らかく女性的

瞳の色は、白、青、緑が混じり合う不思議な色

精霊的年齢は、23才。173センチ


千両役者の補足

基本的には、武器が握れないほど臆病で、落ち込む心に寄り添いすぎるほど優しく泣き虫、悩みがなくていいなと嫌みを言われるほど、ねあか。陽だまりで昼寝が好きな、ナマケモノ。風の王・リティルと雷帝・インファを、異常なまでに慕っている

風の王・リティルを守りたい心が強すぎて、固有魔法・千両役者を無意識に作り出してしまい、飲まれてしまった。そのことに本人はおろか、リティルもインファも気がついていない。エンドが無意識にインジュの心を守り、インジュも無意識に自分の本質を守るため、リティルとインファに依存している

千両役者で演じる人格

戦いを好む、残忍なオウギワシ、殺さない殺人鬼

風の城を守るために産み出された、雷帝・インファの模倣

望まない命を産まないため、恋愛しない不能の精霊


化身の姿

オウギワシ


肩書き

原初の風の精霊、煌帝、インサーフロー・ヴォーカル、風四天王の末席(8、9)、風の王の補佐官(10代理)(11以降)

最上級精霊、純血二世


所属

セクルース、風の城


装備武器

なし。体術で戦う


アクセサリー

金でできた、羽根の細工の円柱型の髪留め


能力・固有魔法

精霊であるため不老不死

風の力

産む力 超強力

葬送の力 微弱

源の力……生命の源。透明な力とも言われる、ドゥガリーヤから神樹に吸い上げられ、濾過された、まだ何者にもなっていない真っ新な力

万物の芽吹き……インジュと交わった者は、必ず孕んでしまう

千両役者……風の王・リティル、引いては風の城を守るため、状況に応じて性格を変えられる。それは無意識に行われてしまうため、インジュ自身も騙す

禊の癒やし……生き物を殺すと受けてしまう血の呪いを、浄化する固有魔法

風の精霊の歌・風の奏でる歌……生きる力を、一時的に湧かせる

瞬間回復能力……生命の源の力を使い、ほぼ一瞬で傷を癒やす

反属性返し……あらゆる力の反属性を返し、無力化、攻撃を行う、最強クラスの固有魔法

想像の創造……源の力を使い、インジュの頭に思い描いたイメージを具現化する

ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド……リティルが戦闘不能となった場面に居合わせると、発動。エンドに人格交代し、何か1つ理を破壊する。そして、インジュは2日産まれる前の姿である原初の風に戻る

雷帝・インファの瞳……インファに睨まれた者は、金縛りにあったかのように動けなくなる、イヌワシの瞳と同じ効果のある睨み


殺戮形態(風の精霊の最後の切り札である、殺戮の衝動に乗っ取られた姿)

エンド。四肢がオウギワシのかぎ爪にかわり、尾羽の生えた姿

エンドは、インジュの作り出した、殺戮の衝動を制御する人格


繋がり

父……雷帝・インファ

母……宝石の精霊・蛍石のセリア

姉……守護鳥(守護女神(11以降)・フロイン

主君……風の王・リティル

師匠……風の騎士・ノイン

相棒……旋律の精霊・ラス

ライバル……歌の精霊・エリュフィナ

歌の先生……夕暮れの太陽王・ルディル


勝手なイメージ

テーマ曲……Mrs.GREEN APPLE  love me love you

歌声脳内再生……Mrs.GREEN APPLE


経歴

ワイウイ3終章

風の王・リティルを、最上級精霊へ転成させた後、リティルを守る刃となるために、雷帝夫妻の息子として生を受ける

ワイウイ4開幕以前 ひな鳥期

風の王・リティルを守る刃として産まれてきたはずだったが、守護鳥・フロインが殺戮を制限されたため、リティルに必要とされていないのではと迷ってしまう。

上級精霊でありながら、睨み1つで最上級精霊も黙らせてしまう父・インファに近づけず、頼ることができなかった

リティルの望まないことはできないインジュは、臆病故に戦う力を持たない落ちこぼれ精霊という自分を作り出して、力を封じてしまう

フロインから、インジュが自らの望みで力を封じているのではないと聞かされ、インファは封印を解こうとするが失敗。インジュから恐れられ、親子の間に埋まらない溝となってしまう

ワイウイ4

20年経っても力が覚醒しないため、グロウタース・双子の風鳥島に修行に出される

そして、ウルフ族のスフィアと禁断の恋に落ちる。片眼のない彼女の瞳を作るという約束をし、力の覚醒に本腰を入れるが一向に覚醒しない

自分の力が封じられていることに気がつき、解く決心をするが「おまえの心を犠牲にはできねーよ」とリティルに止められてしまう。思いあまって、命をリティルに返そうと、暴走状態に。風の騎士・ノインは、決死の覚悟でその暴走を利用して封印を解く

ノインに未来を開かれるが、迷いの中に。やっとインファに助けを求めることができ、父の手で導かれる

恋人・スフィアに、片眼を贈り、定め通り彼女の前から去る

ワイウイ5

万年戦争大陸、グロウタース・青い焔大陸を救うため、獣人種を導く役に選ばれる

獣人の郷で出会った、奴隷、ソラビト族のリャンシャンに恋をするが、両片思いのまま、リャンシャンは亡くなってしまう。以降、恋愛感情を失う

ワイウイ6

死霊使い・ネクロマンサーとの戦い。葬送の力の弱いインジュは主力を外されるが、父・インファの危機を救い、拗れていた両親の仲を取り持つ

ワイウイ7開幕以前

グロウタース・歌う緑の魚大陸でのインファの相棒である、歌手・インサーフローのヴォーカルの座を射止めるため、夕暮れの太陽王・ルディルに弟子入りして、歌の猛特訓を受ける。特訓の成果で、見事ヴォーカルの座を射止める

固有魔法・ジ・エンド・オブ・ザ・ワールドを作る

ワイウイ7

グロウタース・歌う緑の魚大陸に、父・インファと人間の兄弟と偽って、歌手として潜入。音の精霊を巡る事案を、インファと共にリティルを助け、固有魔法・ジ・エンド・オブ・ザ・ワールドで無理矢理解決に導く

その際、元古参の精霊で、人間に無理矢理転生していたラスと知り合い、彼の命を救い、旋律の精霊・ラスとなった彼を相棒にする

ワイウイ8

風四天王の末席に、旋律の精霊・ラスと共に名を連ねる

正体不明の靄の犬に命を狙われ、そんなインジュを守ろうと動くインファに、死の影を見てしまう。父を守ろうと行動するが裏目に出て、靄の犬と体が入れ替わってしまう

体を取り戻そうとする過程で、インファに息子としてずっと愛していると告げられ、親子間のわだかまりが完全になくなる

インジュを守って封印されてしまったインファを、リティルと共に救い、音の氾濫に終止符を打つ

日常に戻るも、うたた寝をしている間に、隣にいたインファに死なれてしまう。インファの最後に、唯一そばにいた人物となる

ワイウイ9開幕以前

インファが亡くなったことを理解していながら、一家のために欺き続ける

インファの代わりに四天王、副官代理を務める

固有魔法・千両役者で、雷帝・インファに徐々に似ていく

ワイウイ9

母・セリアの頼みで、共にルキルースへ行く。そして、セリアが悪夢に悩まされていることをやっと知る。予知夢じゃないかと疑った、幻夢帝・ルキと共にセリアの夢にダイブ

インファもどきと出会い、インファの生存と終焉の予言を聞く

インファもどきの助言に従い、羽根の描かれた本を探す。様子を見に来たリティルに、勢い余ってインファの生存を仄めかしてしまう

インファを取り戻す覚悟を決めてくれたリティルに、終焉の予言を告げる。ノインの助力でインファのいる深淵へ

深淵へ至る道・産道でゴーニュの強襲に遭うが、彼が本気でない事を見抜く。そして、インファと再会する

インファが死なないように監視しつつ深淵に入り浸るも、リティルに異変があったことを察し応接間へ

殺戮の衝動に乗っ取られたリティルと戦闘。敗北。拷問されそうになるも、ノインに救われる

深淵に向かったリティルを追うが、応戦する間もなく鉄の扉に貼り付けられてしまう

インファ対リティル。インファ優勢で進むが、エネルギー切れの兆候を見逃さず、リティルが逆転。インファの危機に無理に殺戮形態へ変化してしう。無理がたたって思うように動けず、途中で意識を失ってしまう

目覚めて、インファとラスは応接間に戻ったと聞き、慌てて戻り、復活を果たしたインファと再会するも、リティルは精神を壊され一刻の猶予もない状態になってしまったことも知る

責任を感じたインジュは、リティルの精神世界へ潜るインファにはついて行かず、リティルの殺戮の衝動に与えられるだけの霊力を与えて、リティルの精神世界へ送り込むことを画策する

そんなインジュの贈り物は、インファの手できちんと活用され、リティルは生還する

ワイウイ10開幕以前

ノインから、城を出る理由を打ち明けられ「帰って来るまでボクが補佐官代理しますよぉ」と安請け合いして送り出してしまう

ワイウイ10

黄昏の軍団の襲撃時、殺せないインジュは作戦から外されていたが、相手が死者で鎮魂歌を歌えと要請を受け、嬉々としてピアノホールで歌う

インジュの歌声は、インファの助けもあり黄昏の軍団を蹂躙鎮圧する

 放浪中のノインが花園を壊滅させたと聞き、応接間でインファとリティルの結論を待つ

ノインは白と結論が出され、彼を手助けに行くレイシにラス直通の通信球を渡す

 花園から疲れ切ったリティルとインファが帰還。城の指揮を買って出て、作戦を立てるも、謎の美女・リャリスの訪問を受ける

リャリスに心を奪われながらも、補佐官として仕事を遂行、駆けつけたセリアとともに合成魔法を即席で作り上げ、ダイヤモンドの檻にリャリスを捕らえることに成功する

その後、シェラと共に花園の修復に向かう

 鮮やかに逃走して見せたリャリスの事が忘れられず、夜中に応接間に下り、リティル達と酒盛りすることに

リティルとインファまでもが悪い感情を持っていないと知り、いくらかホッとするも、エンドがリャリスについてまったく何も言わないことで、警戒心もありとにかく気になってしまう

 それからしばらくして、旅立ちの川で産まれられなかった魂が大量発生し、リティルがピンチと聞き、慌ててシェラとゲートで向かう

濁流の川に引きずりこまれたリティルを救出しようとするが、ノインにその役を奪われる

冷静さを欠いたインファを押し止め、翼を黒く染めたノインをリティルから引き離すべく彼の前へ舞い降りる

リティルに縋ろうと手を伸ばしてきた産まれられなかった魂を、ノイン仕込みの風の障壁で抑える

レイシがノインを連れ去り、インジュはやっとリティルの治療に取りかかれた

風の王が死ぬかもしれない状況に陥り、こんなはずではなかったと狼狽えるリャリスを尋問し、リティルの言葉でいくらか立ち直った彼女が去るとき、その名を呼んでしまう

なぜ呼んでしまったのかわからず混乱するインジュに、リャリスは「またお会いしましょう」と再会を約束してくれるのだった

 リャリスの後を追うと言ったリティルと別れ、インファと旅立ちの川の状態を調べ、源流へ向かおうとするも、そこに蛇のイチジクがいることが判明し、城で結果を待つことに

そしてもたらされたのは、風の騎士・ノインの死だった

 ノインの離脱後、そのまま補佐官の座に納まる

太陽の城から通ってくる、智の精霊となったリャリスにつきまとわれ、刺激的な日々を過ごす

ワイウイ11

風の城の殆どの者が力の精霊・ノインが、新たに産まれた精霊だと思っていた中、ノインが転成だと知っていた

ラスと魔物狩りに出ていたインジュは、リャリスの訪問を小鳥から知らされ、ぞんざいに魔物の腕を切り落とし帰還してしまう

 風の城に戻ると、ノインがフロインに今まさに攻撃を受けるそのときで、咄嗟に割って入り事なきを得る

別人のようなノインに寂しさを感じながらも補佐官として対応する

恋愛感情のないインジュは、リャリスに気後れしなくなっていたが進展させる術を見いだせない。このままの距離感でいいと保留となる

ピアスを壊しにかかったフロインのおかげで修羅場と化す応接間に、救世主・インファが帰還しその場は治まり、明日ルキルースヘ行く運びとなる

 翌日の早朝、インファからの通信でセリアを起こす

 ノインの記憶が完全消去されることを知り、見届けようとルキルースへ。インファとリティルだけではノインの抵抗を封じきれないと助力する

 フロインと再婚するノイン。しかし、依然としてリティルはノインを遠ざけて、フロインを太陽の城へ嫁がせてしまう

ノインとリティルの対談を監視しろとインファにいわれ、シャンデリアに紛れて傍観する

リティルがノインとフロインを風の城へ住まわせると話がまとまったところで、フロインがキンモクセイに襲撃されたと神樹の精霊・ナーガニアからタレコミ。一同神樹の森へ

心を殺したフロインを回収。近づくモノすべてを死へ向かわせるモノと成り果てたフロインの力の影響力を最小に留めるため尽力する

 フロインを取り戻し、ノインが風の城に戻ってくるが、リティルとはまだまだ以前のようにはいかない

戦闘中に行動がシンクロしてぶつかったというノインに、インファが戦い方を提案するため、3人で手合わせ。鏡戦法を作り上げる

しかし、リティルは拗れる。ルキルースへ行ってしまったリティルを追いかけていくノインを見送る

戻ってきたノインが、リティルを弟と認識していることに笑いが止まらなくなる 

ワイウイ12

智の精霊・リャリスと微妙な距離感でいることを続けたいと思う心と、行くか退くか決めなければならないという想いの間で思い悩む

皆既日食と重なった死の安眠に挑むリティルを助ける為歌うが、1歩力及ばず意識を奪われる

リャリスに起こされ、直後聞こえた歌声を頼りに死の安眠の場にたどり着く。そこで、かつて愛した恋人・リャンシャンと再会する

「インジュ――様の心に、わたしは、いた」かつて、「あなたの心にわたしはいない」と言われて逝ってしまったリャンシャンの、本当は愛を受け取っていたという告白に、インジュの心は救われる

死者であるリャンシャンとの邂逅は、短い間だったがインジュの心は満足だった

終わることのできなかった恋に終止符が打てて浮かれていたインジュは、リャリスにいまだリャンシャンが好きなのだと誤解される

思いあまって、リャンシャンに自分の体を与えようとしてしまったリャリスの凶行を止めるが、永遠に手放さなくてもいい関係に臆したインジュは「恋人役ならできます!」と言ってしまい、リャリスに「いい家族でいましょうと」言われてしまう

 リャンシャン誘拐事件から1週間後、風の城にやっと現れたリャリスに、忘れられていることを知ったインジュは、ルキルースにいる記憶の精霊・レジナリネイのもとを訪れる

レジナリネイに、リャリスがここへ来たことを確かめたインジュは、記憶を消さなければならないほどボクのことが好きだったんだとやっと気がつき、リャリスを傷つけてしまったことに涙するのだった

 リャリスに忘れられたインジュの前に、13代目風の王・インティーガの不穏な影が現れるようになるのだった

ワイウイ13

リャリスに忘れられてしまったインジュは、インティーガの影に対処するため呼び出された、5代目風の王・インラジュールと会う

名を、ジュールと改めた彼と共に、シェラの意識体を拉致した花の姫達を止めるためルキルースへ赴く

ジュールの想い人である5代目花の姫・シレラとジュールを和解させ『風の奏でる歌』を使って13代目花の姫・シェレラの復讐を阻止しようとするも、彼女の復讐を止められなかった。

自滅する花の王から、花の王の証を奪い取ろうとしたジュールを止めようとするも、止められず、ジュールとシレラはリャリスの犠牲で花の王と妃へと転成を果たす

リティルが許した魔女・シェレラを一家の手から守りながら、日々を暮らす

2代目智の精霊・リャリスの願い通り、ジュールとシレラは3代目智の精霊・リャリスを生み、インジュは再会を果たす

ワイウイ14

不能が故に、3代目智の精霊・リャリスの口説き方がわからないインジュだったが、インティーガの魂を再構築するため禁呪・反魂を行うことをリティルが決め、花の王・ジュールからリャリスと婚姻を結んでくれと頼まれる

リャリスに婚姻の証を押しつけるも、両思いのはずの彼女は証を贈り返してはくれない

が、反魂の儀式の直前、リャリスと晴れて夫婦となる

しかし、旧時代と関係していた至宝・蛇のイチジクの過去に飲み込まれ、儀式は成功し、インティーガとシェレラは輪廻の輪に還ることができたが、リャリスが姿を消してしまう

リティルの心に間借りするシェラを体に戻すため、戻ってきたリャリスは姿が化け物に変わってしまっていた

そんなことは関係ないインジュは、リャリスの心を繋ぎ止めることに成功する

 反魂の儀式後から現れ始めた、風の王を捜す魔物。それは、閉まりきっていない門から門番が風の王を手に入れる為に送り出していることを知る

門を閉じる為、犠牲なろうとするリャリスと、助ける力のあるノイン。ノインへの嫉妬心とリャリスを守りたいインジュは、リャリスから霊力を奪ってしまう

リャリスに嫌われたと傷心ながら門へと単身飛ぶインジュ。

門の番人を至宝・原初の風で撃退するも煌帝・インジュの主人格であるインジュは行方不明になってしまう

体に残された、もう1人のインジュ・エンドは、リャリスにインジュを捜す助力を願うのだった

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