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キャラ設定資料  作者: 風宮葉摘
3/22

雷帝・インファ

15代目風の王・リティルと風の王妃・シェラの第1子。

父の力を色濃く継いだ風の精霊。

風の王の副官で、風の城の絶対的お兄ちゃん。

眉目秀麗で、同性でも二度見してしまうほどの美形。

14代目風の王・インに酷似した容姿だが、冷酷な瞳だった彼の王と違い、その瞳は暖炉の火のように温かい。父に似て、よく笑う。

基本、頼ってくる者には優しいが、群がられた過去の為、女性は苦手。

風の城、リティルに仇なすモノには、冷酷。

冷静沈着な風の城の軍師。

知識欲の塊で、風以外の力にも精通している。そのため、彼に力のことを相談にくる精霊が後を絶たない。同じく魔導狂いの時の魔導書・ゾナとは、仲がいい。

精霊の恋愛感情には否定的だが、セリアを追いかけて押し切って妃にしてしまったりと、不器用だが愛情深い。

息子のインジュとは長らくうまくいかず、父親失格だったが、インジュを息子として甘やかしていいんだと開き直ってからは、わだかまりがなくなった。

実は、シェラの固有魔法・不毛の芽吹きによって産み出された精霊。

リティルの副官という存在理由の精霊。風の王・リティルを生かす翼。

それを差し引いても、リティルとの間には何者にも壊せない確かな絆がある。

本名はインファルシア。精霊の言葉で、猛る風という意味。


容姿

男性寄りの中性的な容姿の、超絶美形。

腰まである金色の髪を緩く束ね、肩甲骨の辺りから緩く三つ編みに結っている。

切れ長の金色の瞳。暖炉の火のような温かな眼差し。

金色のイヌワシの翼を持つ。

精霊的年齢は、25才。175センチ


化身の姿

イヌワシ


肩書き

風の精霊、雷帝、風の王の副官、インサーフローのピアノの方

上級精霊だったが転成し最上級精霊となる

純血二世

純血二世……精霊を両親に持つ精霊


異名

麗しの風、精霊大師範

リティルと2人……金色の天変地異

インジュと2人……インサーフロー


所属

セクルース、風の城


装備武器

槍、恐ろしく切れ味のいい華奢な片手剣・風花の剣、大鎌


アクセサリー

左手の薬指・トパーズ、蛍石、ダイヤを散りばめた指輪(婚姻の証)

髪・金色の羽根と白い百合の細工の円柱型の髪留め。白百合が僅かに発光している。リティルからの贈り物で、守りたいという祈りが込められている


能力・固有魔法

精霊であるため不老不死

雷の力

風の力

葬送の力 超強力

イヌワシの瞳……インファに睨まれた者は、金縛りにあったかのように動けなくなる

風の精霊の歌・風の奏でる歌……誰かと共に歌うことで、歌の効果を底上げする

超回復能力……傷が見る間に自然治癒する

生と魔の変換……生命力と霊力を相互変換する固有魔法

次元の刃……次元を切り裂きゲートを開く。霊力消費が激しいため、一日一回限定の固有魔法

風の糸……糸状にした風を操る固有魔法

すべての鎖……どんな存在も縛ることのできる鎖を作り出す固有魔法


殺戮形態(風の精霊の最後の切り札である、殺戮の衝動に乗っ取られた姿)

キング。透き通った風のイヌワシを纏った姿


守護精霊

風の騎士・ノイン(2~10)


繋がり

父……風の王・リティル

母……花の姫・シェラ

実兄弟……風の踊り子・インリー(風の姫巫女5終章以降)

義兄弟……空の翼・レイシ、再生の精霊・ケルディアス、破壊の精霊・カルシエーナ、智の精霊・リャリス

妻……宝石の精霊・蛍石のセリア

子……煌帝・インジュ、殺戮のジ・エンド・オブ・ザ・ワールド(愛称はエンド)(もう1人のインジュ)

相棒……風の騎士・ノイン(力の精霊・ノイン(11中盤以降)

親方……深淵の鍛冶屋・ゴーニュ(8)

アドバイザー……夕暮れの太陽王・ルディル、時の魔道書・ゾナ

友人……ラピスラズリの精霊・スワロメイラ


勝手なイメージ

テーマ曲……米津玄師 サンタマリア

歌声脳内再生……BUNP OF CHICKEN


経歴

ワイウイ2開幕以前

風の城に生を受ける

シェラのリティルを守ってという想いが強すぎたため、14代目風の王・インと酷似した姿となってしまった

リティルは守る者があると強くなるため、リティルより少しだけ弱く造ったつもりだったが、シェラが思うよりもリティルは強力な精霊だった。リティルが、インファに惜しみなく力を与えてしまったために、インファの肉体が力に耐えられず、やむなく、力の大半を殺戮の衝動であるイヌワシに封じた

ひな鳥期(純血精霊が一人前になるまでの12年)

早く一人前になりたいと気ばかりが急いて、道を踏み外す。風の王・リティルを一度だけ助ける、自己犠牲魔法・風の王の生け贄を作り出してしまったのもこのころ。リティルに知られ、固有魔法・風の王の生け贄は封じられる

恐怖心をなくし、それを再び取り戻す為にグロウタース・双子の風鳥島の片割れの島・ルセーユ島にある、魔導士の集落・楽園に修行に出される

ワイウイ2空白の2ヶ月

ルキルースの眠れる王・幻夢帝・ガルビークに囚われたリティルを助ける為、身に余る固有魔法・次元の刃を使い、2ヶ月間目覚めなくなる

その間、インファの意識はルキルースの水鏡の泉に落ちていた

そこで、蛍石のセリアと出会い、体に戻る方法を探すうち、彼女と恋仲になる

しかし、体に戻ればここでの出来事は忘れてしまう。その事実を知らないまま、次元の刃を完成させてインファは帰還する

奇跡は起きず、インファはセリアとの思い出も次元の刃のことも忘れてしまう

「目覚めたら、あなたに会いに来ますよ」約束は、果たされぬままとなってしまう

ワイウイ3

レイシの暴走でシェラを失ったリティルを守るため、次元の刃を会得しようと修行する

会得できないまま、リティルはレイシを狙う精霊王に囚われてしまい、落ち延びたルキルースで、リティルが次元の牢獄に落とされてしまったことを知らされる

セリアの助力で次元の刃を会得し、リティルを助け出すことに成功する

忘れてしまった思い出は戻らなかったが、インファは再びセリアに恋をする。だが、様々なことを思い、セリアを振ってしまう

一度は諦めたセリアへの想いだったが、2人が両思いだと知ったリティルに素直になれ!と背中を押され、すったもんだの末恋人となる

リティルの手に余る精霊の至宝・原初の風の4分の1をセリアが宿したことで、彼女と正式に婚姻を結び、インファの息子として産まれたがった原初の風の父になる

ワイウイ4開幕以前

自分の持つ力に臆し、力を封じてしまったインジュの封印を解こうとして、インファとインジュは親子関係が拗れてしまう

インジュには怖い人と恐れられ、両親は政略結婚だと思われてしまうが、父親として不器用だったインファは誤解を解けない

ワイウイ4

古参の精霊だけがかかる病にセリアがかかり、眠ってしまった彼女を目覚めさせるため奮闘。同時進行で20年経っても一人前になりきれないインジュは、グロウタース双子の風鳥島の片割れの島にある、魔導士の集落・楽園に修行に出される

インジュの封印は、ノインによって解かれるが、暴走したインジュを止めたのはインファだった。すぐに離れなければならなかったが、親子は少しだけ距離を縮める

セリア達を攻撃した者が時の精霊だと見抜いたインファは、城に残る一家に後を託し、迷いの中のインジュを導くことを引き受ける

そして、見事、インジュを救うことに成功する

ワイウイ5終幕後~6開幕

グロウタース・青い焔大陸を救うため、大地の礎を使って5年間眠ったリティルに代わり、風の城を運営する

ワイウイ6

極度の照れ屋で、インファからことあるごとに逃げ回るセリアと、そんなセリアの逃げ場所になっているノイン(正確には14代目風の王・イン)との仲を疑ってしまう

誤解は、ノインを意図せず乗っ取ってしまったインによって解かれる

セリアがインファを避けてしまう理由は、情事の最中発動してしまう生命力を奪い取る固有魔法のせいだと知り、それを解決する

セリアの照れ屋はそのままだが、実の息子にさえ政略結婚だと誤解されるようなことはなくなるくらい、仲のいい夫婦の姿を見せるようになる

ワイウイ7

魔法により閉ざされたグロウタース・歌う緑の魚大陸に、リティルとインジュと共に、人間に身をやつして潜入する

その際、3人兄弟と偽り、1番年上の容姿のインファを長男、インジュを次男、リティルを三男とした。インファとインジュは兄弟のロックシンガー・インサーフローを結成した

頂点を極めることはできなかったが、人々に歌い継がれる伝説の歌手として、歌う緑の魚大陸に名を刻む

ワイウイ8

音の氾濫を治めるべく尽力した結果、殺戮の衝動であるイヌワシが傷つき、緩やかに死を迎える

ワイウイ9開幕以前

風の城の奥深くに住む、深淵に鍛冶屋・ゴーニュに救われ、深淵で殺戮の衝動であるイヌワシを治す為、療養に入る。

風の城の誰にも告げることができず、8年間死んだことになってしまう

ワイウイ9

深淵で、ゴーニュと共に、イヌワシの打ち直しに励む

深淵に来たインジュに、終焉の予言を告げられる。預言回避のために尽力するが、殺戮の衝動に乗っ取られたリティルに襲撃される

セリアの犠牲とラス(とジャック)に救われ、リティルから贈られた父の風によって復活

精神に傷を負ったリティルを助ける為に、リティルの精神世界へ

精神世界で、黒歴史であるひな鳥期の姿にされるが、何とかリティルの主人格へとたどり着く

時の流れを正そうとする力に抗い、復活したリティルと共に、破壊神を撃破。リティルの復活に成功する

ワイウイ10開幕以前

最上級精霊へクラスチェンジした影響が、守護精霊のノインにいっていないかと案ずるが、ノインには不調を隠されてしまう

ワイウイ10

風の城、大地の城、太陽の城へ向けて突如進軍してきた死者の軍団・黄昏の軍団を相手に、風の城を守って奮闘する。放浪中のノインからもたらされた情報により、黄昏の軍団を退ける事に成功する。

 太陽王・ルディルから、至宝・蛇のイチジクと黄昏の大剣の話しを聞く。行方不明となったのはオレのせいだと告白され、困惑。ただ、黄昏の軍団は、黄昏の大剣の力を悪用した結果なのでは?と連絡の取れないノインの身を案じるのだった。

 休息もままならまま、ノインが花園を壊滅させたと、大地の王から通信が入り、リティルと共に花園へ急行。荒れ果てた花園で、幻夢帝・ルキが力を使った痕跡を発見。窮地に陥っていると思われるノインを助ける為、一芝居打ってレイシとインリー夫妻を、ルキルースへ向かわせる。

 謎の美女・リャリスの襲撃。捕虜となったリャリスから、蛇のイチジクを巡り、ノインと一戦交えたことや、彼女の父が5代目風の王・インラジュールだと知らされる。

 リャリスが気になる息子のインジュを、微笑ましく思いながら、自身も彼女に興味があることを打ち明ける。インファも、リティル同様リャリスに悪い感情はない。

 水の領域・旅立ちの川に異変が起こったと、リティルと調査に向かう。その上空でリャリスと遭遇。交戦。今イシュラースに起こっている事象が、ノインが蛇のイチジクを求めた為だと告げられる。

会話の途中で、リティルが濁流の川に流される傷ついた魂達に縋られ、川へ引きずり込まれることを阻止するが、力及ばずリティルは濁流に呑み込まれる。

駆けつけたシェラによって、事態は終息へ向かい、インファは、リティルを救出するノインの姿を見る。相棒に駆け寄りたかったがインジュによって阻止される。

リティルによって追い返されるノインの姿。それが、風の騎士・ノインを見た最後となってしまう

ワイウイ11

死んだと聞かされていたノインと、不意に再会し、力の精霊・ノインが新たな精霊ではなく転成した風の騎士・ノインだと気がつく。

彼の夢を調べる為、ルキルースへ。

夢を失いたくないというノインの記憶を、彼を守るため完全に消去する。

 誰が何の為に、風の騎士との記憶を狙い獏を狂わせたのか見当もつかないインファに、セリアが「もう、このままでもいいんじゃない?」と言ったことで、活路を見いだす。

後に、獏を狂わせたのは、ノインに選ばれなかった金木犀の精霊・キンモクセイだと判明するが、彼女はノインの手で引導を渡されたため、そのまま不問に。

経験を失い、不器用さの目だつノインのそばにいて、助け続ける。

やっと、リティルがノインを受け入れ、元通りの平穏を得るのだった

ワイウイ12

フロインの、増していく性的魅了の力を抑える手立てを探すため彼女の魅了の力に触れ、魅了の力に冒されるが、それを抑える手立てを見つける

 ノインの黒い翼の謎を解明するため、太陽の城へ。ルディルに言いくるめられ、ドゥガリーヤに降りる羽目になる。そして、ドゥガリーヤの水を手に入れる

 皆既日食で強まる死の力に対抗する為、インジュと歌うが、その最中、インジュが倒れ「リティルが危ない」とやってきたリャリスに、ドゥガリーヤの水と自らの血を託す

 その後、皆既日食の後始末に追われながら、平穏を取り戻す

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