無常の風、門番・ファウジ
元グロウタース、空中大陸・戯れの泡玉大陸出身の人間
初代風の王・ルディルの協力者で、協力中に致命傷を負い、契約解除と共に死んだ
その後は、剣狼の女王・フツノミタマに見初められ、剣狼・干将の名を賜り、オオカミの姿の精霊獣として平和に暮らしていた
だが、娘の魂が行方不明と知り、娘の魂を探すという目的を隠して、ルディルに自分を売り込んで、当時、召使い精霊でしかなかった無常の風の力を手に入れた
その時、目的を隠してルディルの配下となったという罪を背負うため、巻き込んでしまった相棒のシャビと名を分け、シャ・ファンと名を改めた
初代・ルディルから現在の王・リティルまで、すべての風の王を知る者
15代目風の王・リティルの治世となり、孫ほど年の離れたリティルに絆され、しかし信頼できる王だと認めたファウジは、娘の魂を探していることを打ち明け、葬送が叶ったとき、リティルと運命を共にする誓いを立て、リティルの風を得て、完全なる精霊へと昇格を果たし、名を、生前の名であるファウジに戻した
人間だったころは、将軍の地位におり頼れる老人
リティルを孫のように可愛がる、暑苦しいお爺ちゃん
無常の風
風の城の地下で死者の一生が記された書・鬼籍の管理をする、門番と司書の2人1組の精霊のこと
ネクロマンサーと呼ばれる、死者の魂を捕獲して操る、半分死者半分生者の魔導士と戦うことのできる、強力な精霊であるため、普段は体のない状態で鬼籍の書庫に封じられている。風の王の要請で、一時的に体を得て、王の為に戦っていた
リティルの風を得たことで、体を得、自由にどこへでも行けるようになったが、彼等は殆ど鬼籍の書庫から出てこない。リティルは、忙しい彼等の為に、彼等の故郷の庭園を模した部屋に鬼籍の書庫を造り変えた
リティルの遭遇したネクロマンサーの事件以降、リティルは、産み出された魂と死んで戻ってきた魂の数を把握する、特別な召使い精霊のキジ・朱雀を造り出した
容姿
浅黒い肌の精悍な老人
膝裏まである長い白髪をポニーテールにしている
金色の肩当てと胸当てを身につけた、将軍然とした雰囲気を醸している
骨になったハゲワシの翼を持つ
精霊的年齢は、72才。187センチ
化身の姿
ハゲワシ
肩書き
風の精霊、上級精霊、無常の風・門番
所属
風の城、鬼籍の書庫
装備武器
長剣
能力・固有魔法
精霊であるため不老不死
風の力
葬送の力 極大
死者召喚……鬼籍から死者の心を呼び出す魔法
繋がり
相棒……無常の風、司書・シャビ
主君……風の王・リティル
経歴
いにしえの昔
グロウタース、空中大陸・戯れの泡玉大陸にて、風の王・ルディルの協力者として契約を結ぶ。風の王との契約特権は、仮初めの不死。契約中、不死となるが、契約中に一度でも致命傷を負っていると解除後死が訪れる
その任務の最中、致命傷を負ってしまい、契約解除とともにルディルに魂を引き取られた
その魂は、未練のない戦士の魂を集めている剣狼の女王・フツノミタマに見初められ、ファウジは、部下のシャビが天寿を全うし死した後剣狼とすることを条件に、剣狼・干将として転生する
以外にも早くシャビと再会し、双剣としてフツノミタマに仕え、平和に暮らしていたが、シャビが元婚約者でファウジの娘の魂が行方不明だという情報を持ってくる
ファウジは、双剣としての働きを武器に風の王・ルディルに自分達を売り込み、ネクロマンサーと戦うことのできる特殊な召使い精霊・無常の風の地位を得る
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ワイウイ6
リティルと共に長年捜していた、リティルの育ての親であるドルガーの魂が見つかる
ネクロマンサーに囚われ、使役される魂となっていたドルガーを、葬送し、ネクロマンシーを使った宝石の精霊・ラジュールを討伐する
リティルに、無情の風となった理由を明かし、娘・フェイユの魂を探してほしいと願う。リティルはそれを承諾してくれ、本格的にフェイユの魂探しが始まる
しかし、そのフェイユこそがネクロマンサーで、なぜか目の敵にされていたリティルが、獲物の証を刻みつけられる事態になってしまう
リティルを傷つけられ、静かに怒るシェラとルディルと共闘し、フェイユをついに追い詰め、リティルの手で、フェイユは安らかな死を得て散ることができた
身内が主君に刃を向けたと責任を取ろうと、一旦は無常の風を降りることを決めたが、ルディルに「リティルを見捨ててやるな」と言われ、リティルを生涯ただ1人の主と定めるため、彼の風を希い、完全な精霊へと昇格する
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ワイウイ7
グロウタースの滅んだはずの島から、魂が大量に還ってきていないことを、リティルと共に突き止める
グロウタース・歌う緑の魚の事案に関わるリティルの様子を、上空から見守る
音の精霊達の始めたゲームをリティル達が制し、援助要請にすぐ駆けつけすぎた為、ずっと見張っていたことが、リティルの息子で副官のインファにバレる
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ワイウイ9
消息不明となった雷帝・インファの鬼籍が鬼籍の書庫に置かれ、空白のページを追加し続ける本書の動向を見守る
リティルが破壊神となり世界を壊すという予言を受けて、リティルを造るため体を提供したウルフ族の英雄・レルディードを調べている旋律の精霊・ラスと、付き添いできた時の魔道書・ゾナの前に、レルディードを知る人物である14代目風の王・インを死者召喚する
ファウジとシャビは、リティルの風をもらい精霊となった身の上の為、強力な力を持ちながらリティルと相対することはできない。鬼籍の書庫で事案の解決を祈った
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ワイウイ10
黄昏の軍団を退けるべく、インファとシェラと共に、風の城を守り戦う
黄昏の軍団鎮圧後は、鬼籍の書庫に戻っていたが、ノインが花園を壊滅させたと聞き、応接間に待機していたが、出番はなさそうだと鬼籍の書庫へ戻る
ある日の早朝、産まれられずに戻ってくる魂の数が跳ね上がり、リティルが応接間に出てきたところを見計らって王を誘う
魂の観測者・朱雀の告げた命の死に場所は、水の領域・旅立ちの川だった
リティルに「どっちがくる?」と聞かれ、シャビと争っている隙に、インファにリティルを攫われる
5代目風の王・インラジュールを知るファウジは、リティルとノインの身を案じながら、書庫の仕事をこなすのだった
そして、ノインがすべてを失って、力の精霊に転成したことを知る




