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東方影払刀伝  作者: HOTアイスコーヒー
慶次体験談
38/38

シカタナイコト。

手元にあるナイフをクルクル回す。


「震光術、、これがなかったら確実に殺られていた、、」

「慶次!そっちはもう終わったのか!?」


こうしちゃいられねぇな。

もしかすると地霊殿まで、、


「おい!聞いてんのか!?」

「!、、すまない、少し考え事を、、カイト、後は任せる。」

「はあ?、、っておい!」


悪いが早く地霊殿の方へ行かなくてはならないからな!

俺はこのまま、地霊殿の方へ向かっていった、、、


30分後、、、


「地霊殿何処だよぉぉぉぉ!」


完っ全に忘れていた。

そういや紫さんに連れて行かれたんだったな、、


「どーしたことか、、」

「人、、間、、」

「!?」


影鬼者?いや、言葉を発しているから影憑か!

ここまで来ていたとは、、


「考えても仕方ねぇ、スペルカード発動!」


ナイフを取り出し、震光術を纏わせる。

しかし、俺の目の前にいた〈奴〉は、拳を突きだし、


「発、、動、、!」


と、言い、どこからか木の棒を取り出した


「おいおい、俺を見くびっているのか?俺はゲームの雑魚キャラじゃないんだぜ!」


急接近し、ナイフを突き出す。

だが、俺の攻撃は通らず、その代わり、〈奴〉の手には俺と同じ、ナイフを持って受け止めていた。


「なっ、、どこからナイフを!?」

「殺ス、、シカタナイコト、、ソシテ、ツヨクナル。」

「おいおい、少し位口聞いてくれてもいいだろう!」


一旦後ろに下がり、様子を見る。

だが、そんなことは叶わず、直ぐに〈奴〉は、手に持つナイフを、さっきと同じように突き出してきた。


「あぶねぇ!チッ、、攻略法は見つからねぇな、、」

「次、最後、トドメ、サス。」


おいおい、勝手に宣言してんじゃねぇよ、


「コロスッ!」

「遅いぜ!お前の技はワンパターンなんだよ!」


〈奴〉の攻撃を避けながら、隙を見つける。


「ウ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!」

「だから、遅いんだよ。」


〈奴〉の後ろに行き、ナイフを突き刺す。


第五歩法だいごほほう、【影渡り】」

「ナゼダァァァ!ナゼ、コノ、オレガァァァ!」

「さあな、ま、お前が来るのが早かったってことじゃないか?」

「シヌノカ、、コレモ、シカタナイコト、ナノカ、、」

「別に出会ったばかりのお前に情なんてもんは湧かねぇよ、、、、さらばだ、次会うとすればもう少し強くなれ。」

「・・・・」


もう、消えていた。跡形もなく。

そこには、初めアイツの持っていた木の棒があった。


「まさか、、能力!?しかし、〈奴ら〉はそんな『力』何てものは持ってないはず、、」


まずいな、、

居るはずのない能力者。

一度に襲ってきた影鬼者。


「これには何か、、首謀者が、、いや、『狙い』があるはず、、」


仕方ない、ここは共闘しかないようだぞ、カイト。

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