シカタナイコト。
手元にあるナイフをクルクル回す。
「震光術、、これがなかったら確実に殺られていた、、」
「慶次!そっちはもう終わったのか!?」
こうしちゃいられねぇな。
もしかすると地霊殿まで、、
「おい!聞いてんのか!?」
「!、、すまない、少し考え事を、、カイト、後は任せる。」
「はあ?、、っておい!」
悪いが早く地霊殿の方へ行かなくてはならないからな!
俺はこのまま、地霊殿の方へ向かっていった、、、
30分後、、、
「地霊殿何処だよぉぉぉぉ!」
完っ全に忘れていた。
そういや紫さんに連れて行かれたんだったな、、
「どーしたことか、、」
「人、、間、、」
「!?」
影鬼者?いや、言葉を発しているから影憑か!
ここまで来ていたとは、、
「考えても仕方ねぇ、スペルカード発動!」
ナイフを取り出し、震光術を纏わせる。
しかし、俺の目の前にいた〈奴〉は、拳を突きだし、
「発、、動、、!」
と、言い、どこからか木の棒を取り出した
「おいおい、俺を見くびっているのか?俺はゲームの雑魚キャラじゃないんだぜ!」
急接近し、ナイフを突き出す。
だが、俺の攻撃は通らず、その代わり、〈奴〉の手には俺と同じ、ナイフを持って受け止めていた。
「なっ、、どこからナイフを!?」
「殺ス、、シカタナイコト、、ソシテ、ツヨクナル。」
「おいおい、少し位口聞いてくれてもいいだろう!」
一旦後ろに下がり、様子を見る。
だが、そんなことは叶わず、直ぐに〈奴〉は、手に持つナイフを、さっきと同じように突き出してきた。
「あぶねぇ!チッ、、攻略法は見つからねぇな、、」
「次、最後、トドメ、サス。」
おいおい、勝手に宣言してんじゃねぇよ、
「コロスッ!」
「遅いぜ!お前の技はワンパターンなんだよ!」
〈奴〉の攻撃を避けながら、隙を見つける。
「ウ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!」
「だから、遅いんだよ。」
〈奴〉の後ろに行き、ナイフを突き刺す。
「第五歩法、【影渡り】」
「ナゼダァァァ!ナゼ、コノ、オレガァァァ!」
「さあな、ま、お前が来るのが早かったってことじゃないか?」
「シヌノカ、、コレモ、シカタナイコト、ナノカ、、」
「別に出会ったばかりのお前に情なんてもんは湧かねぇよ、、、、さらばだ、次会うとすればもう少し強くなれ。」
「・・・・」
もう、消えていた。跡形もなく。
そこには、初めアイツの持っていた木の棒があった。
「まさか、、能力!?しかし、〈奴ら〉はそんな『力』何てものは持ってないはず、、」
まずいな、、
居るはずのない能力者。
一度に襲ってきた影鬼者。
「これには何か、、首謀者が、、いや、『狙い』があるはず、、」
仕方ない、ここは共闘しかないようだぞ、カイト。




