第弍話
「うぅん、、」
どこだ、、ここ?
「どこだ!?ここ!?」
見慣れない家具、並ぶ人形。
「あら?やっとおきたの?」
本を持った少女がこちらにやってくる。
「もしかして、、あなたがアリスさん?」
「ええ、そうよ、私に何かようでも?」
俺は、今までの経緯を話した。
「そう、ところで、あなたの名前は?」
名前?名前、、、
「もしかしてないの?」
「はい。」
「ならわたしがつけてあげる、」
そうね、、と、じっくり俺の名前を考えている
「フィーユ・プーペ」
「フィーユ・プーペ、、」
「少女の人形って意味よ、あなた、人形見たいに可愛いからね、」
少女?人形?可愛い?
「俺、男ですよ?」
ピッシャァァンとアリスさんの背後に電気が走った(ような気がした)
「え?でもその顔にその髪の長さとか、、」
「顔は仕方ないけど髪の毛は切るのがめんどいから」
にしてもフィーユ・プーペ、か
「いい名前じゃないですか、これからそう名乗りますよ、」
パァとアリスさんの顔が笑顔に変わる。
「よろしくね!フィーユ!」
「ええ、よろしくお願いします。アリスさん、」
この容姿、めんどくさいな。
「で?何のようで来たの?」
あ、忘れてた
「ええ、とあなたに強くしてほしくて、、」
「強く?魔法使いにでもなりたいの?」
ま、魔法使い?
「あの?魔法使いって?魔術師や魔導師ならしってるけど。」
「知らなくて来たの?それに魔術師に魔導師?」
しらなくてすみません
「えっと魔法使いって言うのはその名のとうり魔法を使うのよ」
「なりたいです!」
大声が出てしまった
「え、ああ、ならあなたの能力を教えてくれる?」
能力?え?なにそれ?
「わからないの?なら魔法を使って能力を活性化しましょう!」
やけにノリノリだな。まぁ、わからんでもないな。ガチャ回すような感じだし
「~~~~」
頭の中で宝箱の開ける時の音楽が勝手に流れ出す
テレレ!
「無い」
え?
「能力が、無い。」
え?
「な、何で言いきるんですか?」
え?嘘でしょ?
「どうやっても能力が、見つからない。いたって平凡な人間よ」
ああ、終わった。この世界で生き残る可能性が低く感じてきた。
「まぁ、でも魔法があるからね、」
「その手があった!!!」
「ビクッ え、ええ魔法ならなんとか、 テキセイガアレバダケド」
「なにか言いました?」
これで魔法が使えないなら悪魔にでも魂を売ってやる。
「ま、待ってなさい。 ~~~~!」
ぶわっと体の中から力が沸き上がる。
「魔法の適正はいいわね、適正度も高いし。」
勝った!!!この世界で生き抜いてやる!
「それでは早速練習を、、」
「ちょっと待って、あなた、その格好で練習する気?」
見ると服はボロボロ髪型もボサボサ身体中汚れている。
「お風呂、、借ります、、」
「行ってらっしゃい♪」
なに考えてるんだろ?




