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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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形見は勇者の吾妻形

作者:ウ
眠りから覚めるようにゆっくりとその少女は目を開けた。

「おや?随分と久しいように思えるが……。さしずめ他の女では満足できず戻ってきた、そんなところかね?」

魔王討伐からはや三十余年、未だ魔王復活の兆しは無い。魔王と勇者の死によって苦渋にまみれた戦争は終わり、今や人の世は魔領という巨大なパイを喰らい進む栄光の戦争を謳歌していた。

“棺背負い”と呼ばれた勇者、その遺品たる棺。勇者の遠縁であるカーガスの家にはただ頑丈さ以外に何の変哲も無いそれが伝えられている。
空の棺でしかなかったはずのそれをカーガスが開けた時、その中に収まっていたもの。それは

四肢のない魔族の少女だった。
1. うだつが上がらない男
2017/05/20 12:01
2. 棺の中身
2017/05/20 12:35
3. 勇者の吾妻形
2017/05/20 19:00
4. 月夜の逢瀬
2017/05/22 00:10
5. 自涜の効能
2017/05/22 21:00
6. 魔性の誘い
2017/05/23 23:21
7. 魔獣の餌
2017/05/24 22:09
8. 克己の夜明け
2017/05/26 00:12
了. 自惚れる決意
2017/05/27 02:56
前日譚 勇者と呼ばれた男
2017/05/27 21:43
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