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・呪いを解くために王都の図書館に行く
王都の図書館についた勇者は呪いについて書かれている文献を読み漁っていた。
中々勇者が受けた呪いと同じような効果や状況と一致するものは無く、勇者は諦めかけていたが一冊の本に目が止まる。
それは禁術について書かれている本であり、その本の内容はどれも使用したら命を落とす魔法であった。
命を犠牲に強大な威力を誇る魔法、人を生き返らせる魔法など様々な内容が書いてあったが、あるページで勇者の手は止まる。
そのページには対象の体の中に入り潜伏し好きな時に数秒間体を操る事ができるという魔法だった。
「そんな、、
これじゃぁ、、」
勇者は常にアナテマに命を握られているという事実を知り絶望の表情を浮かべる。
(気づいたか。
このままお前がいつ来るか分からぬ死に怯える様もいいが興が覚めた)
勇者の頭の中でアナテマの声が響くと勇者の手が勝手に動き出し腰に刺している剣を抜き去る。
そして自身の首に剣を当てるとゆっくりと首を切り落とした。
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