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・ギルドに入る
格闘家のアキレアと勇者はギルドの門の前に到着した。
この王都ではギルドは一つだけであり、その規模は総勢100人ほどである。
「ギルドの入会試験を希望する」
アキレアが門番に一言伝えると、門番は頷き大きな門が開かれた。
門の奥には大きな豪邸があり、入り口である扉を二人はあける。
すると目に飛び込んできたのは、酒を片手に談笑する男女の姿や、歌や踊りで場を賑わす者。トランプなどの賭け事をしている者まで目が疲れる程多様な人物がいた。
そんな喧騒の中を二人は真っ直ぐ歩き、奥にある受付まで向かった。
「こんにちは!
この度はギルドにようこそ!
今回はどのようなご用件ですか?」
受付に来ると可愛らしい女性が話しかけてくれた。
「僕たちはギルドの入会試験を受けにきたんだ」
勇者は愛想笑いを浮かべながら受付嬢に返事をする。
「承知しました。
入会試験には実技試験と筆記試験の二種類がありますがどちらにいたしますか?」
受付嬢の言葉に勇者は驚いた表情を見せ、格闘家を見つめる。
「筆記試験も選べるなんて聞いていなかったよ?」
勇者は格闘家からギルドの入会試験は実技試験だと聞かされていたのだ。
しかし、格闘家も本当に知らなかったようで両手を
持ち上げながら首を横に振る。
「知らないのは仕方ありません。
筆記試験の試みは最近始まりましたから!
でも、試験は片方だけで大丈夫なのでお好きな方をお選びください!」
受付嬢からの問いかけに勇者達は少し考えるそぶりをする。
格闘家を見ると任せると言いたげな表情を返された。
さぁどちらにしようか?
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