表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二択物語  作者: 轟号剛


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

80/256

80ページ

・ケイジュが囮になる


「ケイジュ頼む!!」


勇者はケイジュを一瞥すると部屋の壁側へと走りだす。


「雷影」


ケイジュはそんな勇者に目線を送ることもせず自身を雷で覆うと、雷はどんどん分裂し10体の雷の分身を作り出す。


「ドンダケフエヨウガムダナコト」


対してリッチは杖を一振りし黒い煙を扇状に展開して全ての分身を攻撃する。


しかし、ケイジュの分身の半数が他の分身と本体の土台となり、半数が上空に飛びあがる。


土台となった分身は黒い煙に触れると一瞬で消えるが、半数は生き残った。


「アマイ」


リッチが杖を軽く回すと分身を消し去った黒い煙が弧を描くように再びケイジュと分身に襲いかかる。


だが、三体の分身が小さな爆発を起こす事によりケイジュと分身一体はリッチの元へと吹き飛ばされる。


十字雷線(クラスライン)


ケイジュと分身は片手に雷の剣を作ると十字に重なり合うようにリッチに向けて切り付ける。


「ヌッ!」


リッチは予想外のケイジュの行動に驚きの声をあげるが、すぐに少量の黒い煙を杖に纏わせ十字に重なっている雷の剣の中心に突きつける。


ぶつかり合う黒い煙と雷は周囲の地面をめくる程の勢いがあるが、一瞬で両者は反対方向へと吹き飛ぶ。


その衝撃で最後のケイジュの分身は消えてしまうが、ケイジュの口元は笑っていた。


「やれ」


リッチは吹き飛ばされて崩れている体勢を整えようと足元に黒い煙を展開するが、違和感に気づく。


「モウヒトリハドコダ?」


リッチはすぐに後ろを振り返るとそこには勇者が黒い短剣を構えて突き刺そうとしていた。


「ソレハ!!」


リッチは見るからに動揺して、勇者から離れようと黒い煙を足場に後ろへ勢いよくジャンプする。


しかし、リッチの背中に小さな衝撃が走ると再び勇者の元へ飛ばされてしまう。


「キサマラァァ!!」


ケイジュの放った小さな雷の玉を死角から受けて硬直しているリッチに勇者は一瞬で懐に入り込む。


「終わりだ!!」


勇者が短剣をリッチの首に突き刺すとリッチの体である骸骨は砂のように塵となってきえていった。


「勝った、、」


勇者は消えたリッチが持っていた杖を手に取るとケイジュに向かって投げる。


「この杖はケイジュが持っていた方がいいよね」


勇者は戦利品である杖をケイジュに渡し、残っている緑色のコートに手を伸ばす。


すると、コートは突如緑色の光を発すると球体状に丸くなり緑色の光を放つオーブへと姿を変えた。


「これは、、?」


勇者は戸惑いながらも中に浮かぶ緑色のオーブを手に取る。


「それも魔具の一種なのかもな。

 それはお前の好きにすればいい」


いつのまにか隣に現れたケイジュが勇者の肩に手を置くと部屋から出て行った。


このグリーンオーブは売ればそれ相応の値段が付くだろう。


二人はまた別のダンジョンへと赴くだろう。


グリーンオーブを売って傭兵を新しく雇う→151ページへ


グリーンオーブは売らずにどんな能力を持つのか調査する→152ページへ



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ