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・剣の強化
勇者は魔物を倒す度に止まって剣を強化しながら魔物達の侵攻を防ぐ。
幸い市民の避難は住んでいるようで今外にいるのはギルドに所属している冒険者のみのようだ。
魔物の数は順調に減っていき、大型の魔物も多くの怪我人が出たようだが何とか倒す事ができた様子である。
「これで最後だ!」
勇者は目の前のゴブリンの首を切り落とし剣を掲げる。
ゴブリンの死体から魔力の粒子のような物が剣先へと吸い込まれていく。
今まで何の変化を見せなかった勇者の持つ剣はゴブリンの魔力を吸い込んだ後に変化を見せる。
剣の刀身が赤に染まっていく。
試しに勇者が剣に魔力をこめると剣の刀身から真っ赤に燃える炎が溢れ出る。
「これがドワーフの言っていた剣の成長、、」
試しに魔力をこめた剣を一振りすると、炎を纏った斬撃が真っ直ぐ飛んでいき壊れた後の家のガレキに衝突しガレキを吹っ飛ばした。
「これは凄い!」
勇者は嬉々とした表情を浮かべるが、無闇に振り回すと被害を拡大してしまうと考え鞘に剣をしまった。
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魔物達の侵攻があった日から数日が経ち、今王都は多くの人達による復興作業に追われていた。
そんな中勇者はいつものように素振りをしに行こうと近くの森へと足を進めるがふと立ち止まる。
「この剣で素振りなんてしたら火災が発生してしまうか、、」
勇者は考えを巡らせ新しい修行場を探す。
炎の剣を振っても被害が出ない場所を勇者は二箇所思いつく。
火山と氷山である。
二つとも王都から真逆の位置にあり、かなり離れた距離があるが炎を撒き散らしても問題が無い場所である。
両方ともかなりの距離があるため、行くとしたら半年は籠っての修行をすることになるだろう。
どちらに行く?
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