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二択物語  作者: 轟号剛


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44ページ

・ダンジョンを出る


勇者とケイジュの二人はダンジョンを出るとケイジュは冷たい目で勇者を見つめていた。


「お前がこんな臆病者だったとはな。

 中で言っていた通りお前とのパーティは解消する。

 じゃぁな」


ケイジュは勇者に背を向けてどこかへ歩いて行ってしまった。


「ごめんな、ケイジュ、、」


勇者はケイジュの背中に謝罪の言葉をこぼすと王都に帰って行く。


「おーーい!!

 あんた無事だったのか!?」


王都に帰った勇者を背後から呼ぶ声が聞こえ振り返ると、ケイジュをパーティに入れた際に同じ店にいた格闘家が勇者の元に駆け寄って来ていた。


「君は確かアキレアだったよね?

 うん、ケイジュとはパーティを解消されちゃったけどね、、」


勇者は悲しそうな表情を浮かべながら頭を掻く。


「あいつとパーティを組んで生きて帰ったんだ!

 何があったかはしらねぇが良かったと思うぜ。

 ところで俺もまだパーティ組めてねーんだ。

 俺と組んでくれねぇか?」


アキレアはケイジュと何があったのか勇者に聞くことをせず、笑顔で勇者に手を伸ばしてきた。


「一回断った僕をまた誘ってくれるんですか、、?」


勇者の困惑した表情に対してアキレアは変わらず笑顔で頷く。


「あぁ!

 俺はしつこい方だからな!

 何回でも誘ってやるよ」


勇者はアキレアの真っ直ぐな言葉に思わず吹き出してしまう。


「ハハハ!

 分かった、これからよろしく頼むよ!!」


こうして勇者とアキレアはパーティを組むことになった。


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