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二択物語  作者: 轟号剛


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35ページ

・Dランク採取クエスト


勇者とアキレアはロイヤルハーブがあると言われている森の中に来ていた。


「ロイヤルハーブってのはそんな貴重なのか?」


アキレアは採取クエストだからといって完全に気を抜いており、特に周囲を警戒している様子はない。


「うん、何でもロイヤルハーブは食べただけで身体の中の毒素が全て排出されるそうだよ」


勇者はロイヤルハーブについてきちんと調べてきたようでアキレアの質問を答える。


「へぇ、そりゃ便利な食いもんなんだな」


アキレアは自分で聞いておいてそこまで興味を示さず適当な返事をする。


二人は他愛もない会話をしながら森の中を探索し続けた。


「おい!あのオレンジ色の草見てくれ!」


突然アキレアが前方の草を指差しながら勇者を呼んだ。


「あ、あれだよ!

 あれがロイヤルハーブだ!!」


勇者もアキレアが差した指の方を見ると艶やかなハチミツが塗りたくられているかのような草が生えていた。


「おっしゃ、これでクエスト達成だ!」


アキレアは足取り軽くロイヤルハーブの元へ走って行く。


「オォォ!」


しかし突然アキレアとロイヤルハーブの間に割り込むようにオークが現れ、手に持つ棍棒をアキレアに振り下ろした。


「くっ!」


アキレアは棍棒に当たる寸前に反応し後方へ下がることによって直撃を避けたが、余波の石ころなどが体に当たってしまう。


「大丈夫!?」


勇者の心配する声にアキレアは片手だけを向けて平気だと合図を送る。


「あのオーク様子がおかしいぞ、、」


勇者はオークの様子を見て違和感を覚えたようだ。


オークとは巨大な肉体を持っているが、自分から無意味に攻撃を仕掛けることは無く平和的思想の強い魔物である。


また、一定の知能があるため人の話す言葉も理解するため人と交流する個体もいると言われている。


そんなオークが今問答無用で二人を襲ってきているのだ。


「やるぞ!」


今なおオークの攻撃を避け続けているアキレアが戦闘の意思を示しオークを倒す気でいるようだ。


「ん?あれは、、」


勇者もアキレアと同じく剣を抜いてオークに向かって走り出そうとしたその時、オークの背中に生えているキノコを発見した。


勇者が採取クエストを受ける前に読んでおいた植物図鑑の中にそのキノコの情報があり、勇者は現在オークに襲われている原因に気づいたようだ。


オークに生えているキノコは寄生キノコであり、宿主である生き物の破壊衝動を増幅させ疲弊させたところで、仕込んでいた大量の種子を成長させ一瞬で宿主の命を奪ってしまうという極めて危険な植物である。


(あのキノコを切り落とせばオークは理性を取り戻してくれるかもしれない。

でも、あんなに暴れ回っている中で背中のキノコを的確に切り落とすのは、倒す事よりも難しいかもしれない、、)


オークを倒す→69ページへ

オークの背中のキノコを切り落とす→70ページへ

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