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・重戦士と調合師のパーティ
勇者とアキレアが二人を誘うと二人は笑顔で快諾してくれた。
「俺は重戦士をやってるヘレウム・チャルカ、こいつは調合師のアリー・オハーだ。
よろしく頼むぜ!」
「ふぁぁ、よろしくー」
ヘレウムはネックレスや指輪などを多く付けており、黒髪のドレッドヘアであり見た目は怖いが、とても気さくな雰囲気で自己紹介をしてくれた。
続けて欠伸をしながら挨拶を交わして来たのアリーは茶髪で両耳の上あたりで髪を結んでツインテールにしており、とてもマイペースな人物なようだ。
「僕はゼラニウム・ローズでこっちはアキレア・レッドです。これからよろしくお願いします!」
「よろしくな!」
勇者とアキレアも自己紹介をすると全員で握手を交わした。
「パーティ結成祝いに乾杯しようぜ!
今日は俺の奢りだ!!」
ヘレウムは豪快に笑いながら側を歩くスタッフに全員分のビールを注文すると、数分後にビールがテーブルに並ぶ。
「よっしゃぁ!
このパーティの結成を祝して乾杯!!」
「「「乾杯!!!」」」
この日四人は朝まで飲んで結束は強まったが、ヘレウムの財布の中身はすっからかんになったのだった。
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こうして四人は二ヶ月の間簡単なクエストをこなしてチームワークを深め、今回初めてCランクのクエストを受注する事になった。
「んー、私はエルフの森に現れたエスケープドラゴンの討伐がいいかなー」
アリーが机の上に置いてある2枚のクエストの内の一枚を指差しながら話す。
「いや、いきなりCランクの討伐をやるのは早いんじゃないか?だったらこっちのCランクの鉄鉱山のエキザカム鉱石の採取クエストがいいと思うが」
アリーとは反対にアキレアはもう片方のクエストを推しているようだ。
ヘレウムは黙って二人の話を聞いており、勇者の目を見て意見を述べるのを待っているようだ。
「僕は---」
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エキザカム鉱石の採取→228ページへ




