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二択物語  作者: 轟号剛


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141ページ

・弓使いと僧侶のパーティ


勇者とアキレアが二人を誘うと弓使いのイキシアは不満そうな顔を見せてきたが、僧侶のミールが笑顔で快諾してくれた。


「いい、あんた達?

 少しでもミールに手を出そうものなら直ぐに殺すからね!」


イキシアが自身の黒髪のポニーテールを激しく揺らしながら勇者とアキレアに忠告してくる。


「おいおい、いきなり何だよ、、

 何もそんな藪から棒に言わなくても」


アキレアが驚きながらも言葉を返すとミールが苦笑いで謝罪をする。


「ごめんなさい、この子私に対してすごく過保護なの、、だけど本当は良い子だから許してあげて」


ミールの言葉を聞いたイキシアは恥ずかしそうにそっぽを向く。


「何はともあれこれからよろしくお願いします!」


こうして四人は無事にパーティを組む事となり、数々のクエストをこなしていく中で個々の実力と共にチームワークも高まっていった。


--


イキシアとミールとパーティを組んでから三ヶ月が経った頃、ギルド員が全員ギルド長のカマドによって集められた。


「今日はよくぞ集まってくれた!

 今回話したいことは三ヶ月前に迷いの森に出現した魔王軍四天王の一体と思われるデュラハンの討伐をここに宣言するためだ。

 これは王様より直の依頼であり、報酬はかなりの額を頂いた。

 ただし、このクエストの難易度はSSであり参加者の大半が命を落としてしまう可能性がある。

 実力に自信の無いやつは参加をしない方がいい。

 だが、俺と共にデュラハンを討伐する覚悟のある奴は明日迷いの森の前に日の出が来るまでに集合しておいてくれ!

 以上だ!!」


このカマドのスピーチ後酒場はデュラハン討伐の話で持ちきりとなっていた。


しかし、多くのパーティは自分達の実力では足手纏いとなってしまうと判断して辞退をするようだった。


「私は辞めた方が良いかなと思います。

 まだ私達は四天王を相手に出来るほどの実力じゃないかと」


勇者達も同様に集まり話し合いを始めたのだがミールが真っ先に辞退の考えを口にした。


「なんでだよ!

 あの四天王の討伐だぞ!

 少しでも戦力は多い方がいいし、何よりこの三ヶ月の特訓で俺らも強くなった。

 俺らは一度あいつと対峙したが十分通用するレベルになったと思うぜ!」


しかし、アキレアは反対の意見のようでデュラハンの討伐に意欲的であった。


「そうね。

 どっちの意見も分かるし私も正直まだ迷っているわ。貴方の意見はどうなの?」


まだ考えの纏まらないイキシアに勇者は問いかけられた。


デュラハン討伐を決意→225ページへ

デュラハン討伐を辞退→226ページへ

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