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二択物語  作者: 轟号剛


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107ページ

・宴会を引き続き楽しむ


勇者は人羽達と引き続き宴を楽しみ、日の出と共に皆が気絶するように眠りについた。


カンカンカンカン!!!!


耳をつんざく程大きな鐘の鳴る音により勇者は目覚めると、辺りの人羽達も目をこすりながら起き始める。


「敵襲だぁぁ!!」


人羽が上空から大きな声をあげながら各拠点へ飛び回っていた。


「敵襲!?

 一体誰が!?」


周囲の人羽達が騒がしく慌てている中、勇者は宙を浮かび戦闘音が響き渡る方向へと飛んでいく。


戦闘は海岸沿いで起きており人羽達が海岸の丘上から海上に向けて大量の矢を放っていた。


「あれは王国軍!?」


人羽達が放っている矢の矛先には一隻の大きな軍艦と周囲を囲うように大量の小舟があった。


そのどれにも王という一文字が書かれている旗が掲げられていた。


「なぜ王国軍が人羽族に争いを仕掛けているんだ?」


王であるゼラニム・ボタンは無闇に多種族と争うような性格ではない。


そんな事を考えていると勇者の瞳にある人物の姿が映る。


軍艦の中央に複数の騎士に守られながらふんぞりかえっている人物。


金髪のパーマでその髪は脂でベタついており、派手な真っ赤なコートを全身に纏っている。


「あれは第一王子のロベア様じゃないか!!」


ゼラニム国王の長男であるロベア王子とは、横暴な性格で国民から圧倒的に不人気な王子であるが、国では王の次に権力を持っている人物である。


「ここに一体何のようが!?」


勇者は一瞬ロベア王子がやって来た理由について考えるが、分かるはずもなくすぐに現状を打破する方へと思考を向ける。


ロベア王子を説得しに行く→185ページへ

ハーピー達が逃げ出す手伝いをする→186ページへ



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