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新編・蜘蛛の糸

作者: 涼太朗

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




私は地獄にいる。そんな気分で毎日生きてきた。


部屋の中で、膝を抱え、下を向く日々。



ふと、見上げた。


天から一本の白い糸が垂れてきた。



助けが、助けがそこにあるような気がして


私はすがりつくようにその糸にしがみついた。




途端に、部屋の明かりが、消えた。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

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― 新着の感想 ―
[一言]  実に綺麗にまとまっていて面白かったです(笑)  明かりが消えるというのはまさしく、死などを連想させる暗喩ですよね……。本当に地獄に落ちてしまったのではないかと心配になります(笑)
2013/06/24 00:24 退会済み
管理
[良い点] 短い中にも、オチがまとまっていて思わず感心してしまいました。 筒井さんの作品は、何というか四コマ漫画のようなまとまりと面白さがありますね。 [一言] 全く関係ないことなんですが、この作品…
[一言]  小説と言うよりは、詩に近い印象を受けました。  明→暗と言うことは、明るい世界の方がむしろ地獄と言うことでしょうか?  だとしたら、なんと言う皮肉だろう……。  助けを求めて電気を消し…
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