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朝の準備。

作者: 44ウサ


朝起きると、まだ太陽は上がってなかった。


ぐっと背伸びをして、電気を付ける。

トイレに行って、手を洗い、顔も洗う。


ここでようやく、朝だなぁと実感する。


ボサボサの寝癖が付いた髪を一つにまとめて、服を着替えたら、朝と夜の狭間の街へ出掛ける。


まだ日が昇って無いからか、凍えるように寒い。

白い息が、リズムに乗って踊り出す。


数分歩いていると、身体の中から熱が出てくるのが分かる。

暖かい。


ふと、空を見ると、月のある夜空に紅が差していた。


草木が朝の準備をしている。

子供達のお母さんが朝御飯の準備をしている。


魚屋が、百姓が、サラリーマンが、お母さんが、草木が。

犬が、猫が、鳥が、猿が。


皆、朝の準備をしている。



私も、朝の準備をしないと。




街は少しずつ賑わい始めている。

四作目です。


初投稿→恋味ソーダ

http://ncode.syosetu.com/n3900du/


二作目→とある幽霊のお話

http://ncode.syosetu.com/n5627du/


三作目→独占欲

http://ncode.syosetu.com/n6193du/

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