恋の話をしよう

息子の彼女がやってきた

恋の話をしよう「息子の彼女がやってきた」

息子の彼女がやってきた。

同級生らしい。

手足なが〜

顔ちっちゃ〜

お肌ツルツル、

人間？

まるでバービー人形だ。

今時の子供はスタイルがいい。

頭も良さそうだ。

どうやら成績もいいらしい。

何故、うちのバカ息子と？

うちのバカ息子は、中学三年生にもなって、学校にカバンを忘れてくるという、とんでもない事をした奴だ。

いくら楽しかったと言っても、カバンを忘れるか？

信じられない。

大丈夫か、

つくづく思いやられる。

昨日もそうだ、卒業式のための大切なプリントを忘れ、先生から電話がかかってきた。

「卒業できませんよ！」

「す、すいません」

ああ、将来が心配だ。

しかし、何故？この息子に彼女が、

いったいどこが気に入ったんだろう？

①目が悪い、

いや、視力は、両目1.5らしい。

②お笑い好き？

いや、そんなに面白い奴では無い。

おかしい、

③財産目当てか、

そんなお金ないか(笑)

優しいところが好きらしい。

仲も良さそうだ。

笑っている、ふざけ合っている。

「天は我を見放していなかったー」八甲田山より改(ちょっと古いか)

涙が出てしまう。

よくやった、息子よ。

大金星だ、

逃すなよ。

逃した魚は大きい、

？

例えが違うか。

金星が帰るらしい。

「お邪魔しました」

品がいい、

挨拶もしっかりしている。

息子が、駅まで送るそうだ。

息子よ、失礼のないように、

決して余計な事を、す、る、な、よ！！！

今晩は大騒ぎだ。

我が家の七不思議事件勃発！

でも、息子よ、優しいだけじゃ生きていけないぞ。

社会に出たら敵ばかりだ、

彼女を守り切れるのか？

頑張れ息子よ、

いつまで付き合ってくれるか解らないが、とにかく頑張れ、

母は応援している。

しかし、違う意味でこれからは眠れない。

大丈夫か？