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ディセンデントプルーフ  作者: 流川 氷陽
第二章 三つの陰謀
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第二十二話 心臓の山を探しに

聞き込みをした日の夜


五人で情報を整理するためギルドへ集まっていた。

「集まった情報を整理すると、

まずバンディードは三百を超える組織で、

トップにラドロ、その下にそれぞれの都市のリーダーとして四人いる。

バンディードの本拠地は恐らく、ここウェステリス。

バンディードの次の目的はやっぱり、かなり大きく、聖教会と言われてる。

そして、ラドロが都市の外によく出入りしており、能力(スキル)で魔物?を創り出してる可能性がある。こんな感じかしらね。」


「うん、バンディードの目的をもっと詳しく知りたいね。」

ユリナが仕切り、ハヤトが答える。


「それにしても、なんでこんなに情報が出ているのかしら…」


「バンディードに裏切り者がいたりしてね。」


「まさか」


「ああ、そういえばみんなに言いたいことがあるんだけど…」

フリスが口を開いた。


「どうしたの?」


「実は、みんなに出会う前、だいたい、二週間前くらいに見たものがあって。」


「それは?」


「…心臓の、山」


「…なにそれ?」


「動いている心臓の、山、で、そこで、影を…見た…」


「影?」


「詳しい見た目は分かる?」


「いや、そのとき逃げてたから分からない。」


「場所は?何から逃げてたの?」


「場所は…この近くだったと思うけど、何から逃げてたかはちょっと…」


「そっか。よし!その心臓の山の所へ行ってみよう!」


「…新しい情報を得られる可能性があるなら良いわね。」


「よし!明日行こう!」


「…早いですね。」


ハヤトとユリナにより決定したのだが、珍しく、ユカイがほとんど口を開かなかった。


「明日にそなえて今日はもう休もう。」


「えぇ、もう宿へ向かいましょ。」

そうして五人は宿へ向かい、しっかりと体を癒やした。


翌日


「どうする?別れるか一緒にか」


「別れたほうが効率上がるでしょうし、別れて行きましょう。」


「それなら3:2ね。」

「…私はハヤトと行くからね。」


「あんたはわかってるわよ。」


「うーん…私とフリス、ハヤトとアカリで別れたけど、ユカイはどっちにつく?」


「じゃあ、ハヤトさんの方へつきます。」


「それじゃあ決まりね。」


そうしてハヤト、アカリ、ユカイの三人とユリナ、フリスの二人でそれぞれ探索することにしたのだった。


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