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出会い

読み辛いと思います・・・_:(´ཀ`」 ∠):

でも頑張ってやっていきますの宜しくお願いします。

不思議な小柄な女性の手当て?により俺の負傷した箇所は治っていた。

未だ小柄な女性は泣いていたが このままじゃ前に進まないので俺のほうから切り出すことにした。


「とりあえず なんていうか不思議な力?で治療してくれた事に関したらお礼を言っておきます。 先ほどは怒鳴り声で言ってしまい申し訳ございません。」


まずは話を進めたいので泣くのをやめてもらおうと思ったのと女性に対していきなり怒鳴り声で言ってしまった自分に戒めをしつつ 謝罪をした。小柄な女性は 俺が突然謝りだしたのでキョトンとなりながら 未だ目に涙を流しながらも言葉を発してきた。


「いえ・・何故貴方が謝るんですか?全面的に私が悪いのですから 謝る必要はないです・・謝罪もしなかった私の対応が悪いのですから怒られても仕方ありません・・・」


そう言いながら再び謝罪をしてきた。


「うん。もう謝罪は大丈夫ですよ。私も感情的になってしまい申し訳ございません。あと出来れば あの不思議な現象を教えてもらっても大丈夫ですか?流石にソコソコの負傷が治るっていうのは体験していても不思議で仕方ないので・・あーでも言えないのなら無理して言わなくても大丈夫です。怪我を治療してもらっただけでも有難いので」


「治療の方は気にしないでください。アレは私の不注意ですし 何より治療しないときっと取り返しのつかない事になっていたと思います。あと治療の事に関してですが説明は勿論します。」


何故が治療の事の話になると小柄な女性は更に気まずそうな感じになり説明をしだした。


「まず説明の前に 自己紹介させて頂きますね。

私の名前は 遠波 梢 と申します。お名前を教えてもらってよろしいでしょうか?」


「ご丁寧に 私は白銀 大和と申します。」


「白銀さん 説明の前にお身体の具合はどうですか?何か変わりはありますか?」


遠波 梢の身体の変わり?という疑問に俺は返答前に身体を少し動かしてみた。

ここで自分でも不思議な事に気がついた。

まず 右手が普通に動いている左手で右手をつねってみたが普通に痛い・・・


「痛覚がある・・・・ えっ・・・何故?あれ?足も普通に動く・・・嘘だろ・・・」


右手右足の痛覚と痺れがなくなり普通に動く。むしろ調子が良くなっている。


「マジか・・・・」


「その感じからいきますと変化があるみたいですね。一応 身体の悪いところを全て正常に戻す術式を施しましたので まだ調子が悪いようでしたら言ってくださいね。」


「いや・・・悪いってことなんかは全くないです。むしろ調子が良いぐらいですよ。」


調子が良いと言った瞬間に頭痛がして目の前が真っ白になった。

そのまま意識が落ちてしまった。

霧がかった幻想的な場所で目が覚めた。

足下はまるでアイドル達のステージのようにスモークがかっていた。


「おいおい・・・目が覚めて実は死んでしまったってオチか?」


辺りを見回しても 何もない。真っ白だ。そのまましばらく呆然としてしまい どうしようか と迷ってしまったが このままでもどうしようもないから とりあえず鼻歌を歌いながら真っ直ぐ歩いてみた。ここ最近流行っていたピーマンっていう曲の鼻歌だ。頭の中にこびりつく歌詞とメロディーこれを作った人間は凄いと思って鼻歌からついに 歌いだしてしまっていた。


「うるさい! 黙れ小童!!」


突然 目の前に いかにも 大事な事で2回言おう!いかにも神さまみたいな格好をした爺さんが目の前におった。白い色のダボダボとした道着みたいな服をきていた。そう例えるなら某映画 光の光剣をもって戦う騎士みたいな衣装だ。


「やかましいわ!静かな本当に静かなワシだけの世界なのに!な〜んでオマエがおるんだ!

ココはワシのワシだけの為の世界なんじゃぞ!」


「いや そう言われても俺もなにがなんだかわからんのよ。爺さんに そんな事言われても俺もわかんねぇ〜むしろ教えてくれよ。」


「はぁ〜 使えん奴じゃのぉ〜 ん?オマエちとコッチにこい!」


「は? なんでパチモンの神さまみたいな格好してる爺さんに命令されて 言うこと聞かなあかんねん!」


俺が胡散臭さ全開の爺さんの言う事を聞かず警戒していると 爺さんは目にも止まらない速度で俺に近づいてきた。


「ぐちゃぐちゃとうるさい!ワシが言ったらサッサとくるんじゃ!」


俺の眼前へと突如と現れ爺さんとは思えないスピードと力で手刀を俺の左眼と突き刺し抉りとった俺の左眼を・・・


「うわぁぁぁぁぁぁ!! いてぇーー!」


とてつもない激痛が身体全体に走る!左眼は当然みえないし痛みも激しい のたうち回る


「オーバーじゃのう〜 痛みは ほれ もうないじゃろ?落ち着いてゆっくり目を開けてみんかい!男じゃろが!」


このジジイ マジぶっ殺してやる!そう心の中で思いながらも 頑張って本当に頑張って抉られたであろう左眼を開けようとしてみた。

痛みはない・・・ただ少し左眼の辺りが温い感じがする。

俺は爺さんの言う通り ゆっくりと左眼を開けてみた すると頭の中に不思議な言葉や情報が駆け巡る。脳が焼け尽きそうな情報量だ。


巡る!巡る!巡る!


時間にしたらおおよそ2分もみたないだろうが体感時間は1年はかかったような感じがした。


「どうじゃ? ワシからのプレゼントは?

ホッホッホ なに礼なぞ 要らんからの はよ〜この世界からでていけ!」


もう礼節を重んじるという言葉は知らない!

なにそれ?美味しいの?


「おい!ジジイ!俺に何をしやがった!なんだこの頭の中に入ってきた情報は?サッサと説明しやがれ!」


「口の悪い奴じゃの〜 情報が入ってきたならわかるじゃろ?ワシが誰なのか?またココはどこなのか?そして元の場所への戻り方も」


「やかましい!テメェ仙人だろ?もうわかったよ!んでココに俺がたどり着いたのはジジイが呼んだんだろ? 理由はまではわからんけどな!」


最初に何故?オマエがいる?なんて言っていた癖にジジイ本人が俺を呼びつけていた衝撃の事実に俺は腹が立っていた。

「理由は簡単じゃ。オマエ 術師にあったじゃろ? その時点でオマエはある ゲームへの強制参加が決まってしまったんじゃ 。」


「は?術師?ゲーム?なんの事だ?俺は」


「やかましい!オマエがごちゃごちゃ何をほざこうが この現実は変えられん!素直に受け止めろ!コレの勝者になればオマエの願いが1つ何でも叶うぞ!不老不死でもなんでもだ。無論 良い事ばかりではないぞ。オマエが賭けるものはオマエの魂だ。死んだからといってお終いではない。敗者は魂を死神に狩られ100年は魂の揺り籠という檻にとじこめられる。その中は苦しみが渦巻いているらしい。そこから先はわからんがの・・・そんでもってオマエは そのゲーム参加者の術師に出会ってしまった。その術師のパートナーとしての。」


「術師・・・思い当たるとしたら あの女性 遠波 梢の事か?確かに不思議な現象が起こって俺の怪我を治してくれたが・・」


「それじゃよ。その力は本来なら自分のパートナーとなるべき相手に対して自分の術師としての力を貸し渡す力なんじゃ。それをあのオナゴはオマエを癒す事に使ってしまった。この先あのオナゴは1人でこの過酷なゲームを続けなければならないというのに使いよったのよ。まぁ原因はアヤツにあるがの。」


「だからといって・・・俺に責任はないだろ・・治してくれたことには感謝はするが・・そんな非現実的な事いきなり理解なんてできるわけがない・・・」


「しかしオマエは 今 理解 しておるじゃろ?コレは 夢でもなければ非現実でもない。紛れも無い 現実じゃ。」


仙人は無情にも現実を突きつけてきた。


あぁ わかってるコレは夢じゃない。そして非現実でもない・・・現実だ!

わかってる・・わかっているさ。

自分のパートナーに使うものを 見ず知らずの俺に使ってしまった。たとえそれが自らの不注意であったとしてもだ。自分の命がかかってる状況であったなら 尚更だろう。俺なら多分ほっておく。

ハハハ

乾いた笑いがでてしまった・・・


「馬鹿な女だ・・・ おいジジイ!ズバッと聞くぞ!俺に渡したのは魔眼で間違いないな?」


「クックック そうさ 。ワシが悠久の時をもってあみだし作りあげた魔眼じゃ! 能力はもうオマエ自身がわかるじゃろ? その力をもってデスゲームを勝ち抜け!」


「ジジイ 魔眼なのが 確定なのならそれでいい。あとで自分で色々と試してみるさ。

けど教えろ。何故あの遠波 梢の為に俺を呼び力を与えた?遠波 梢となにかあるのか?」


コレは確実に確認しておかないといけない何故?あの女性 遠波 梢がただ単に能力を別に使ったからか?それともこのジジイと何か関係があるのか? 深く聞く気は無かったが 一応確認をしておきたかった。

ジジイ・・・いや仙人は フッ と軽く笑いながら言ってきた。


「簡単な話じゃ あのオナゴはワシのだいぶ遠い子孫なんじゃよ。まぁ〜可愛い孫みたいなもんじゃな〜 。たまに抜けているがの〜。」


今からデスゲーム参戦!ワシの子孫よ頑張れ!って思っていたら不慮の事故?不慮の不注意?(ドジともいうが)いきなり戦力が半減!仕方ないからワシ 孫娘の為に助太刀 ってことらしい。


「なるほど。子孫で孫娘みたいに思っているからか・・・そんならドジなのを治させろや!」


思わず叫んでしまった。仕方ないよね。決して俺って選ばれた勇者とか伝説の者とか 1000年に一度とかでもなく。若干期待してたって事なんかないよ。悲しくなんてないさ。 単に・・単に孫娘馬鹿ジジイに呼ばれただけだからね!


「あー!!もう! わかった! んじゃそのデスゲームに勝てば何でも叶うんだな?それ嘘やないやろうな? 」


「あぁ 間違いなく 叶う どんな願いでもだ。ぶっちゃけワシの孫娘のせいでオマエは巻き添えになっとるからの だからワシからの魔眼はプレゼントじゃ。」


そう仙人はため息を深くつきながら言った。

その呆れ顔をみながら俺は意を決した。


「・・・参戦してやる。 だからもう一つよこせ。」


「ホッ !何をじゃ?オマエには反則級のをプレゼントしたが?」


仙人は先ほどの呆れ顔から一転 俺の一言一言に機敏に反応をする。


「俺が参戦する間に俺の家族が充分に生活できる金を渡せ。それが可能ならば俺は遠波 梢のパートナーとなり勝者になってやる!」


俺は宣言した。パートナーになると!勝者になると!デスゲームに参戦すると!

仙人はその言葉を聞きたかったのだろう。

すぐに俺の要求に応えた。


「なにかと思えば 資金じゃな。良かろう。オマエが目覚めた瞬間に手元に出るようにしておこう。現金がよいじゃろ?一度しかできんからの。そこそこに出しておいてやるわい。そのかわり 必ず梢とともに勝ち抜け!これが約束じゃ」


「契約成立だ。ほんじゃ戻るわ。ここ俺の意思で簡単にこれる場所じゃないんだろ?多分ジジイでもそう何回も俺を呼べないだろ?」


「気づいた?そうなんじゃよ。人はあまり呼べぬ。呼ぼうとすれば確かにできるがワシの力がだいぶ減るでの。そうやすやすとは呼べぬなぁ」


やっぱりか そう思い そろそろ帰ろうと思い最後にジジイに言葉を投げかけた。


「ジジイ !この魔眼 感謝する。そして資金コレに関したら魔眼より感謝する!この対価 勝者となる事と引き換えにさせてもらう!ありがとう!」

仙人はその言葉を聞き すごく物凄く良い笑顔で笑った。

そして意識を左眼の魔眼へと集中させる。現実世界へ戻れと

深く意識が落ちていく。











きました!魔眼!そろそろご都合展開きますかも( ^∀^)

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