表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

りったんの夢十夜

りったんの夢十夜(第一夜)

作者: りったん

 夢を観た。


 見渡す限り焼け野原。何故其処にいるのか、何があったのか、其処は何処なのか、何もわからない。


 目の前に続く一本道をしばらく歩いていくと、一軒の屋台があった。


 その屋台はおでん屋で、たくさんの具が出汁の中に浮かんでいた。


 タイヤ、野球のボール、ピンポン球、アヒルのおもちゃ、ゴム草履、水風船。


 食べられるものがないので、先へ進んだ。


 今度は綿飴の屋台があった。


 色鮮やかな綿飴がいくつも飾られていたが、作っている機械を見ると、中央に数匹の蜘蛛がいて尻から糸を出して綿飴を作っていた。


 これも食べられないと思い、先へ進んだ。


 今度は射的があった。


 欲しいものがないかと棚に置かれた物を見た。


 穴の開いた靴下、手垢まみれのハンカチ、すでに使われた形跡のあるティッシュペーパー、中身のない缶詰。


 どれも欲しい物ではないので先へ進んだ。


 行けども行けども何もなかった。


 歩き疲れたので寝ようと思って横になったところで目が覚めた。

またいつか書きます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ものすごく疲れているときにこういう夢を見る気がします。 見たくはないけど、見ちゃいますよね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ