初陣
異世界に行く前に戦闘やります(´・ω・`)
―某所―
とあるドックで戦艦大和の進水式兼命名式が執り行われていた。
「本艦を大和と命名する。国連日本海軍総監天皇。2015年4月7日」
天皇陛下は進水式で述べられた。天皇陛下は国連日本陸海空軍の名誉総監にあらせられるからだ。
ファンファーレが鳴り響く。
船首のカバーが外され、達筆な「やまと」の字があらわになる。
艦体はもう100%完成している。
今、世界最強の戦艦が就役した。
―同時刻:首相官邸危機管理センター―
とんでもない一報が飛び込む。
"某国弾道ミサイル発射!!"
国民保護サイレンが鳴り響く。寝耳に水だ。
「Jalert出せ!!」
閣僚たちは慌てる。
「まずい!イージス艦もパトリオットミサイルもまだ用意できていないぞ!」
日本国の内閣総理大臣たる阿倍は焦った。
すかさず防衛大臣が進言する。
「大和に託しましょう。進水式の最中ですが、艦体は100%完成しています!!」
「……そうだな、」
日本史上初の指令が下った。
"国連日本海軍戦艦大和艦長、戸村幸一を統合任務部隊司令官として、大和は弾道ミサイルを迎撃せよ!"
―戦艦大和CIC―
国連日本海軍は内閣直轄であるので命令は直接戸村大佐に伝わる。
「艦長、内閣総理大臣の命令です」
まだ若い船務長がピコピコと報告する。
船務長は、艦の戦術行動を支える存在だ。
その報告に艦長は「了解。やるか」と応えた。
―日本国国営放送JHK―
《速報です。政府発表によりますと、某国ミサイルの迎撃は国連日本海軍戦艦大和が担います!!》
女性キャスターが切迫した様子で告げる。
「「はああああああ!!!?」」
「「大丈夫なのか?!!」」
国民は動揺した……。




