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捨てられ貴族の公園造り ~婚約者もメイドも寝取られ危険な荒野に追放された僕は、前世を閉じ込めた箱を開けて未来型都市公園で暮らします~ ざまぁもあるし地域猫もいるよ!  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第一章 荒野に捨てられた元貴族は公園を造る。

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第9話 雨の六角堂からの次は何を買おうかな

「んあっ……もう朝か、うぅっ、頭が、痛い」


 結局、疲れ切って眠ってしまい、おそらく十二時間睡眠だ。


「ここに時計とか、無いよな」


 寝すぎ頭痛に耐えながら、

 寒い外へ行って多目的トイレへ、

 うーん、火を使わない暖房設備は無いものか……


(ここもコンセントは無いな)


 そして水飲み場で飲んで顔を洗い六角堂へと戻る、

 ふう、やっと普通の生活、その最低限のとっかかりに来られた、

 あと必要なものは山ほどあるよな、開いた箱から画面を出して考えよう。


魔石(クリスタル)は無いけど、次は何を買おうかな」


 メニューを改めて上から見る、

 公園の入口石碑が好きな名前を付けられて魔石(クリスタル)5個、

 ウェルカムゲートが10個かあ、ってこれ必要か? と思ったら次を見ると……


『管理棟、入口を設置すれば入った横に造れる』


 あーーー思い出した、

 ゲームでもそうだったな、

 まずは入口を作って……タコ滑り台ばかり意識に残ってて忘れてた!


「プレハブ簡易型は魔石(クリスタル)5個かあ」


 もちろんエアコンは無い、

 でも脚立はある、って俺一人で座って何やるんだよ、

 まあ横になって眠ることはギリできるか、脚立を出せば。


「それでエアコン付きが20個かあ、床が畳じゃないから六角堂で良かったや」


 一応は中で蛍光灯があるっぽい、

 でスクロールしていくと立派な管理棟が、

 すげえなこれ広く大きい宿直室まであるぞ畳みで布団付き。


魔石(クリスタル)5000個かあ、でもこれって完全に家だよな」


 お風呂やシャワーは無い、

 ええい風呂は無いのか風呂は!

 あくまで公園だからなあ、と思って探すと……!!


「あった、足湯だ!!」


 普通のお湯で魔石(クリスタル)50個、

 温泉で100個、ドクターフィッシュ付きで200個とかいらねえ!

 どうやら温泉の方が温度が高いらしい、うーん、両方買うかなあ。


(ドクターフィッシュは喰っちゃまずいよな?)


 餌は最初ついているが、

 無くなったら補充は別売りらしい、

 BBQセットの薪やマッチと同じだな。


「ていうか足湯って全身浸かって怒られないかな」


 見た感じだと多目的トイレみたいな赤いランプは無い、

 おそらく注意する人が居たら公園の管理者だろう、ということは、

 それって当然、僕な訳で、その僕が注意しないとなると……うん、行ける!


(お風呂は確保できそうだ)


 横になれば身体全部入る大きさだ、

 露天風呂になってしまうがまあ仕方ない、

 これで衣食住の食と住は解決っぽいな、後は服だ。


「これがやっかいなんだよなあ」


 少なくともゲームでは服の販売って、

 あれ、あったっけ、まだ前世の記憶が戻りきってない、

 とりあえず倒した魔物の皮は、ある程度は残しているが。


(加工方法が、わからない)


 ええっと、ないかないか、

 どこかに……あっ、お土産売り場があった!

 まず最初は自動販売機だ、帽子にTシャツにタオル。


「さすがに下着は無いかあ」


 あーでもこれ、

 公園の名前を付けないと設置できないみたいだ、

 なぜなら公園の名前をプリントするかららしい、面倒くさい。


「石碑かウェルカムゲートを設置するかあ」


 それで初めて公園がスタートするのであれば!

 ……あとはTシャツをパンツに改造する方法を考えようっと、

 それには魔石だ、まだ魔物も十匹以上残って、ってあれ? 外が……


「雨だ!!」


 まずいまずい、いま魔石(クリスタル)手持ちゼロだ、

 長雨になったら外で肉が焼けない、本降りになる前に魔物を倒そう!

 魔石を今現在、手に入るだけ回収して、何を買うかは後にして、急げーーー!!!


=========================================


 一方その頃、辺境伯邸では……


「そうか、王都からの来賓は雨の前に皆、帰って行ったか」

「ははっ、皆、結婚式には喜んでいらっしゃるそうですよ」

「わかったもういい」「それでは失礼致します、クライヴ様」


 執事の言葉に満足気なクライヴ、

 窓の外を見る、乗り換えて妻となるスージーとケティ。


「クライヴ、農作物は大丈夫?」

「心配ない、そっちの城壁も完璧なはずだ」

「あのクライヴさま、そっちのゴーレムは」「農作業ゴーレムは風雨にも強い、問題ない」


 ふたりの心配に無責任に答えたクライヴ、

 しかし実は離れた農園要塞のゴーレムたちも、

 その動きを止め、もう二度と動かない事など、知る由もなかったのであった……。

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