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捨てられ貴族の公園造り ~婚約者もメイドも寝取られ危険な荒野に追放された僕は、前世を閉じ込めた箱を開けて未来型都市公園で暮らします~ ざまぁもあるし地域猫もいるよ!  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
特別編 公園造りはまだまだ続く、更に新たなざまぁも。

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第59話 ざまぁ依頼からのなんかいっぱい来た!

「……という訳で私と姫は、禁忌(タブー)とされる、

 古代魔道具『エアコン』『クルマ』の解体図を城から持ち出した罪で捕まったのだ」

「擦り付けられたんですよねアイリスさんもフィーナさんも」「犯人はアップヒル侯爵家の姉妹だ」


 エルフ集落から戻った夜、フィーナさんがアイリス城のコックベラさんと、

 ここタワマンにある和食料理店の料理長カンダベラさんに料理を教わったというので、

 作って貰って三人での夕食、をいただきながらも改めて、ここへ追放された話を聞いた。


「でもエアコンと車の分解図があったところで、ねえ」


 半導体パネルとか、

 こっちで作れる訳がないし、

 ガーベラさん達はまあ置いといて。


「奴らは『私たちが盗んだものを取り戻した時にたまたま見た』とかいう(てい)にしたかったのだろう」

「まったく許せませんわ、なんとかして仕返しをしたいのですわ」「つまりは」「ざまぁしたいですわあ」

「フィーナさん」「姫が頼んだ通り、私からも頼みたい」「うーーーん、ガーベラさん今いないしなあ……」


 でも黒猫AIアンドロイドはみんな同じなはず!


「カンダベラさん」「こんにゃくちゃん、ちょっと工夫でこのうまさ!」

「駄目だコイツ」「にゃあ」「コックベラさん」「ガーベラをお呼びしますね」

「あっはい」「呼ばれました」「はやっ!」「リアルタイムで情報共有していましたから」


 インターホン仕事しろ、

 いやこの場合はオートロックか。


(ハッキングされている気分だ)


 まあいい、話が早い、ほんと早すぎるくらいだけど。


「ということで、どうしましょう」

「一番荒っぽい方法ですと」「はいはい」

「ベラミロードを王都に」「栃木の女傑を?」「そんなこと言っても、誰一人として元ネタを知りませんよ」


 異世界だからね!

 アイリス姫とフィーナさんがキョトンとしてるから話を進めよう。


「アレで脅すんですよね」

「手始めに近くの山でもワンパンして」

「被害の出ない程度で」「降りかかるドラゴンくらいは払いましょう」


 そういや小箱に仕舞ったままだったっけ、

 屋外で雨ざらしにするのは可哀想だからね、

 いつかは観光の目玉にも出来そうだけれど、まだ人間は呼んでないし。


「こっちの存在もバレますよね」

「我々だって強いですから」「うん知ってる」

「ではとりあえず、その姉妹を締め上げれば良いんですよね」「そうですがガーベラさん」「後はお任せ下さい」


 アイリス姫を見る。


「お願いしますわ」

「それは良いんですが、全て解決したら王都に戻るとか」

「一旦はあるかも知れませんが、わたくし、もうこちらへ嫁ぎましたから」


 薬指の指輪を見せてくれる、

 こんな時にもしてくれているとか、

 フィーナさんの左手を見てもあるな。


「私からも頼む、そして『ざまぁ』が終わったら、姫を愛してやってくれ」

「はいそれはもちろんいつも愛してはいますが、具体的なのはまだ十二歳ですし」

「出来る範囲で良い、その分、私もハルクを本気で愛する」「その言葉だけで背筋がぞくぞくします」


 もしフルスロットルで愛されたら、

 色んな意味で僕が壊れてしまいそうだ。


「……園長、ここで大量のお客様が」

「えっ誰、まさか人間とか?!」「あちらを」


 見ると夕日の方向から、

 なんかいっぱい来た!

 大量の空飛ぶ……あれは、ドラゴン?!


「ひょっとしてドラモンが言っていた」

「禁断の愛を許さない刺客ですね、138体居ます」

「多すぎでしょう」「それだけ許さないのでしょうね」


 これこそ、降りかかるドラゴンだ。


「んじゃまあ、ベラミロードを出撃させます」「お願いします」


 タワマン隣の空き地にっと……


「いざベラミロード、出走!!」


==============================================


 一方その頃、王都では……


「スミッペ姉様、明日は一日中、王城でパーティーですわ」

「どさくさにまぎれて、第三王子と婚約してしまいましょう」

「そうですわね、あとは……」「アヤッペと一緒に傀儡に……」


 悪い顔になる姉妹。


「おほほほほ」

「ほーっほっほっほっほっほ」


 しかしそれが、王都での、

 ある意味『最後の晩餐』となるのを、

 この悪女たちはまだ、知らない……。

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