表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
捨てられ貴族の公園造り ~婚約者もメイドも寝取られ危険な荒野に追放された僕は、前世を閉じ込めた箱を開けて未来型都市公園で暮らします~ ざまぁもあるし地域猫もいるよ!  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
特別編 公園造りはまだまだ続く、更に新たなざまぁも。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

70/89

第58話 山奥へのルートからのエルフ集落

「よし、出来た」


 ハルクパークから地下鉄で来られるエルフ農園、

 そこから森を登った山奥にエルフの集落を作るというので、

 とりあえずルートを二本造った、まずひとつはリフトだ。


(高尾山にあるんですよ!)


 何も雪山でなくなって、

 険しい山道を登るために設置は出来る、

 グラススキー場がちゃんとオープンしたら置こうと思っていたやつだ。


(ちなみにその下に、普通の道も作りました、めっちゃ登山だけど)


 いやねリフトって物を落としやすいんですよ、

 ネット張るのも良いけど、さささーっと黒猫ロボが拾いに行けばよい、

 えっエルフが落ちたらって? そこまでは知りません、まあ斜面だし何とかなるでしょ。


「これ、座っているだけで行けるのですか!」

「ええリアリルさん、行きも帰りも、ガーベラさん無料ですよね?」

「住民はそうですね、観光客は有料にしましょうか」「エルフ集落に人は入れませんよ」


 少し冷たい感じで言うリアリルさん、

 僕の表情を見て、ハッとして慌てて言葉を足す。


「でも園長さんとその恋人と、従業員の猫獣人さんは歓迎ですよ!」

「いやそんな焦らなくても、あとこれ子供は少し危ないので、こちらも」


 もうひとつはそう、

 東京の桧原村なんかにある小型モノレールだ、

 トロッコと言われて真っ先にこれが頭に浮かんだ。


「凄いですね、これ」

「屋根付き八人乗り、更に後ろには大きな荷物が載せられます」

「こっちに人が乗るのは」「危ないですってば」「でも楽しそうです」


 そんな運転中の軽トラックの荷台に立つみたいな。


「これは往復するの待たないといけないので時間かかりますが」

「十分です、ありがとうございます、では園長さん、ご一緒しましょう」

「まだ出来てないんですよね?」「ええですから」「リアリルさんの言う通りに、園長」


 ガーベラさんまでそう言うので、

 この八人乗りの方へ、って隣に女性エルフが!

 うん、こういう高身長なのに細身の女性も、これはこれで良いよね。


(フィーナさんには絶対言えない、見せられないけど!)


 しっかり手を握ってくれて、どきどきしちゃう。


「って、向こう側見ないで設置しましたが、大丈夫なんですか?」

「ええ、行き先が、目的地がはっきりしていれば丁度良い感じに」

「ちなみに横から熊とか蜂とかに襲われたりは」「レール上は聖域ですよ」


 そうこうして片道十五分かな、

 結構かかった、到着するとうん、森の中だ、

 住めるっちゃあ住めるが家を建てるの大変そうだな。



「それでは園長さん」「はいリアリルさん」

「それでは園長」「はいガーベラさん」

「「お願いします」」「……はいっ?!」


 これはアレか、

 箱を出して購入画面、

 あったあったエルフハウス、族長用は特別にクリスタル10個だ。


(あとは5個ずつかぁ)


 つまり、そのために僕を呼んだと、

 隣で長身女性エルフさんもにっこりだ。


「ていうか族長さんの家ってツリーハウスなんですね」

「集会場にも使えます」「で、最上階に族長さんが住むと」

「セカンドハウスですね、やはりタワーマンションが快適過ぎて」


 この俗物め!

 とはいえ崇めるドラゴンが真上に居るか。


「では購入、そして設置っと」


 うん、五階建てくらいだ。


「ありがとうございます、これで周囲に普通の家を建てていただければ」

「静かな森が良いエルフさんが大喜びと」「あとガーベラさんにお聞きしたのですが屋上に」

「えっ何があるんですか?」「園長、行けばわかりますよ」「そんな、勿体つけて」「「行きましょう」」


 中は階段だ、

 エレベーターとか無いんだな、

 と思ったら樹のツルはある、降りる専用か。


「螺旋階段かあ、ってバネみたい」

「我々エルフには、樹の温もりが感じられます」

「軽く弾んで上へ、エルフ図書館とかあったら読んでみたいな」「集落から取ってきましょう」


 まだマグマには呑まれていないみたいだ、

 そして五階から屋上へ、そこにあったのは……!!


「ええっと、これ、祭壇?!」

「はい、我らの信仰するホーリードラゴン様がいつ来られても良いように」


 果物を並べるお姉さんエルフ。


「ドラゴンって雑食じゃなかったっけガーベラさん」

「そうですが例のちゅるちゅるゼリーは別格みたいですよ」

「うーん、そうだ、この祭壇にいっそ僕が横になって生贄に」


 と、横になると……!!


 バサバサバサバサバサーーーッッ!!!


「アラ、オイシソウナエサネ、イタダクワ」

「ドラミンさーん?!」「ジョウダンヨ、フフ」

「たまたまですね、到着した時にお呼びしました」


 ガーベラさんからキャプテンベラさんあたりに通信が行ったか。


「我が神竜さま、ご降臨いただきありがとうございます」

「イツデモアエルデショ」「いえ、このエルフの集落に来ていただくことに意味が」

「アラソウ」「どうぞご進物を」「アレガイイワ」「はいはい、ゼリーどぞー」「ウマウマ」


 こうしてタワマンへの帰りは、

 ドラミンさんの背中に乗せて貰いました。


(さあ、次はドワーフの地下帝国だけど……いつ出来るんだろう)


==========================================


 一方その頃、王都では……


「姉様、調査隊は天候を見て明後日だそうよ」

「それで例の魔道士はどうする? アヤッペ」

「ダーナテツ爺さんなら留守番だそうよ、ドラゴン乗るのは疲れるって」「あらそう」


 いよいよ自分たちが捨ててきた辺境伯領へ向かう悪女姉妹、

 その先に待ち構えている『ざまぁ』とは、その内容は、いったい……?!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ