表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
捨てられ貴族の公園造り ~婚約者もメイドも寝取られ危険な荒野に追放された僕は、前世を閉じ込めた箱を開けて未来型都市公園で暮らします~ ざまぁもあるし地域猫もいるよ!  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
特別編 公園造りはまだまだ続く、更に新たなざまぁも。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

63/88

第51話 グランドオープンからの色んなお店

「それではハルクパークレジテンス、グランドオープンです!」


 商業エリア館内放送担当、

 MCのマイクベラさん(めっちゃ良い声)の合図により、

 テープカットをする僕ら、ってオークの族長は噛みちぎってら。


(あとドワーフの族長はめっちゃでっかいハサミで切ってる)


 あれ鉄の鎧も切れそう。


「さあ、入場と共に無料の箱ティッシュをどうぞ、先着500名様までです!」


 わらわらと入ってくる亜人獣人魔物、

 人間は僕とアイリス姫とフィーナさんしか居ないからね、

 ていうかオークとか貰っていきなり喰ってるが良いのかアレ。


(せめてマヨネーズつけろよ、ってそういう話じゃないか)


 前に炊き出しでおでん汁を配ったのと区別がついてないのかな、

 あの時もあの時で木の串は捨てろというのにボリボリ喰ってたっけ、

 ちなみにオークもオーガも県人会館でちゃんこを御馳走になりに行ったらどっちも良い人、いや良い魔物だった。


「ついに正式オープンですか、おめでとうございます」

「あっはいリアリルさん、そうはいってもプレオープンでみんなすでに入ったことあるみたいですが」

「もう住まわせていただいていますからね」「どうですか40階の景色は」「最高だよありがとう、家賃を払う日が怖いよ」


 今はまだ農園は準備中だからね、家賃免除期間中、

 なんでもエルフは人間の知らない菜園、育農方法を持っているらしい、

 それを異世界から取り寄せた種で最高の農作物に仕上げて貰う予定である。


「ハルク様」「うんアイリスちゃん、行こうか」

「では私も警備として」「フィーナさん、またそんなことを」

「わかった、では側室として」「三人で、商業エリアを改めて見て周ろう」


 まずは商業エリア入口から、

 会員カード作りに並んでいる者達がまだいっぱいいるな、

 だからプレオープン中に作っておけって、あれほど言ったのに。


(ようは電子マネーのICカードですよ)


 タワマンの住人は出入り用のパスに組み込まれている、

 僕も姫もフィーナさんも持っているのだが知能の低いオークやオーガやウェアウルフは、

 県人会館に住んでいるので、ああやって作って首からぶら下げる必要がある、失くしちゃうからね。


「園長」「あっガーベラさん」

「ここからは私が案内致しますよ」

「ええっとキャプテンベラさんは」「総合的に忙しいようです」


 入ってすぐの吹き抜けでは、

 ステージが設置されていてマスコット『にゃんこキッド』が、

 歌に踊りにのショーをしている、ちなみにこの後はニャーレンジャーショーらしい。


「さあ、みんなも踊るぱっぱ」「元気よく行くさまさま」

「歌声も、めいっぱいひらひら」「いくすのすの、みんなでせーーーの……」


 本当に無邪気でかわいい一角にゃんこの着ぐるみ四体、

 そう、購入時に僕があんなミスさえしなければ楽屋でも可愛かっただろうに……

 最近はセクサロイド機能をつけろつけろうるさい、どこに相手がいるんだよ、どこに。


(そしてその先は銀行だ)


 ハルク銀行、魔石をクリスタルという単位に交換できる、

 それがこの公園での電子通貨となって自販機や施設で使える、

 そのためエルフやドワーフは園外で魔物を狩って魔石を集めたりしているようだ。


(一応、あんまり危険な所へ行かないように注意はしている)


 最近の公園周辺は狩猟係黒猫AIアンドロイドによって平和だ、

 なのでわざわざ魔物の多い森やダンジョンまで行っているらしい、

 これ公園に人間が本格的に来たら、冒険者ギルドが必要になるな。


「ハルク、姫はお小遣いの値上げを御所望だ」

「もう少し頂きたいですわ」「ええっと、欲しい物は僕に言ってくれれば」

「自分で買うのが楽しいのですもの」「でもちょっと最近、お菓子食べ過ぎでは」「ぎくりですわ」


 フィーナさんが僕の方へ。


「私の食べる量に比べたら、可愛いものだ」

「まあそうですけれども、ってアイリスちゃんスイーツバイキングに入ろうとしないで!」

「少し休憩ですわ」「まだ二件目三件目じゃないですか、もっと見回りますよ」「園長、残念ながらまだ空きテナントがそこそこ」


 まだお客の数がそれほどじゃないし、

 みんなに仕事を割り振り終えた訳じゃないからね、

 オークもオーガも相撲ばかり取らせてないで、農園で力仕事させなきゃ、それも準備中。


「ハルク、今日オープンの店もあるのだな」

「はい、特にあそこをお二人でどうぞ、お金はまあ、僕につけて」

「まあ素敵、ランジェリーショップですわ」「高級そうだが良いのかハルク」「ええ、僕のためでもあるので」


 ってタワマン設置の利息が払えなくなるくらい使われるのは勘弁だけれども。


「ではハルク様、一緒に入りましょう」「えええ」

「そうだな、ハルクに選んで貰うか」「さすがにそれはちょっと」

「園長」「あっはいガーベラさん」「ここは、諦めて入った方が良いかと」「……わかりました」


 いやはや、

 めっちゃ恥ずかしかったよ、

 他のお客、エルフのお姉さん方に笑われちゃった。


(とまあ商業エリアを楽しんでいます)


 それはそうと、

 農園を早くスタートさせたいな……

 タワマン商業エリアを一通り見終わったら、行ってみるかな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ