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- この世界はおかしいことが多すぎる -

ピコン、ピコン

俺はメッセージの音で目が覚めた。(ちなみに昨日のクエストでお金を稼いで自分の宿を借りた)


「ん、第一回アップデート?アップデートなんかあるのか。ええっとアップデート内容は、新ストーリーバクマツ?バクマツって幕末のことか?ファンタジー世界に幕末ってなぁー」


ドンドンドン!!急に部屋に誰かがノックしてきた


「おはよう、ソウジ。見た?アップデート」


興奮した様子のユカだった。


「ああ、見たよバクマツだろ?」


「そうよ、バクマツ。バクマツってことはつまりあの新撰組とか、坂本龍馬に会えるかも知れないでしょ?」


(ああ、ユカもあれか、よくある女の子って新撰組好きだよねってやつか)


「まあ、バクマツって言うくらいだからな」


「ねえ、そのストーリークエストやろうよ。」


「う~ん、まあこの世界初めてのアップデートだしな。やってみるか。」


「おおーーーー♪」

ーーーーーーーーーーーーーーー

「ええっと、第一章仮面の男との対峙、か。クエストの発生場所は?そこを右だな、次左、それで次が···」


「ついたー♪ねえ、どんなクエスト?」


「ええっと、あの新撰組を追い詰めるほどの強敵。豪剣と恐れられる剣の使い手····ヤバくない?」


パキッ!後ろの方から枝を踏む音


「ヤバくない?」


パキッ


「ダメじゃない?」


パキッ


「うっ、うわぁーーーーーーーーーー!」


「プキュ?」

恐ろしい登場とは裏腹に、出てきたのは可愛いヒヨコ。

そうみんな知ってる黄色くてかわいいヒヨコ。

ただ1つ普通のヒヨコと違うのが羽が腕のようになっていて剣を持っているということ。


「はい?」


「何だ、ただのヒヨコじゃない」


そう思った次の瞬間。

シュパッ

恐ろしい速度で剣を振り始めた


「この世界のモンスターはどうなってんだよーーー!」


しかも、


「速!足速!」


逃げていた俺たちを追いかける速度が尋常じゃない


「追い付かれるー、誰かーー!」


諦めかけたその時


「待て!」


どこからか声が聞こえた


「新鮮組参上!」


「は?」

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