- 異世界生活を余儀なく去れてしまいました!? -
《ログリンク!!!》
スタートコマンドを叫び降り立った地は、初心者の街<アクリード>豊かな自然に囲まれたいわゆる田舎と言うものである
「おおー、着いたぞアクリード!こっから俺たちの冒険(ハーレム&和風の大きな屋敷)が始まるんだ!」
このゲームの一番の特徴は携帯ゲーム機で接続し、ゲーム機から特殊な電波を送り意識をゲーム機におくるそうだ。まとめると意識のみゲームに入るためスピーカーに向かって技を言ったり、魔法の名前をいって発動するということができるというわけだ。なのでこの異世界の凄さをリアルに肌に感じることができる。雨が降って濡れたら服は透けるし、冬だと寒い(季節もある)簡単に言うと現実的な夢である。
そんなふうに異世界にわくわくしてると山田が呆れたような目で俺の忘れていたことを指摘してくる。
「おーい、盛り上がってるとこ悪いけどお前、この世界での最終目標をしってんのか?」
最終目標?ハーレム?和風の屋敷?そんなことを考えているとまた呆れたような目で見てくる。
「はぁー、知らないんだな?」
「うん、知らない♪」
キラキラした笑顔で即答した。すると山田がやれやれという様子で説明してくれる。
「この世界は今、この世界を壊すことを望む魔王軍とそれを阻止する俺たち冒険者まあいっても他の種族もあるけど。とにかく俺たちは冒険者になって魔王軍を倒すんだよ。」
なるほど、よくある魔王を倒す勇者ってわけか。あれ?種族といえばランダム設定はもう決まったのか?
「なあ山田、ランダム設定ってどうなったんだ?」
「それは、そこの冒険者導きの館ってあるだろ、そこで受け付けに行くんだよ。」
そうか、良い種族になれるといいな。期待しながら俺は館に入る。
「こんにちは、新しく種族を決めるのですね?受け付けはあちらになりまーす。」
笑顔で迎えてくれるメイド服に身を包む女の子。ああ、俺はこんな子たちを集めてハーレム生活だ!
俺は無意識の間に妄想の世界に行ってしまっていたようで山田が呼ぶでくる。
「おーい、なにしてんだ?早くこいよ。」
「おっおう悪い、今行く」
「こんにちは、アクリードの街へようこそ♪まずは、このカードをどうぞ。」
そういって渡された身分証明書のようなカード
「こちらに貴方の情報を入れていきます、では、簡単なアンケートをしていただいて能力や種族を決めていきます。」
なるほど、このアンケートがこれからの俺の異世界生活を左右するってわけか、真剣にかんがえないと。
ええっと、問いは全部で10問です、あまり考えないで直感でかぁー。
えー、じゃあまず1問目。<貴方の好きな属性は?>か、うーん、やっぱり火属性かな。
2問目、<道で襲われている女の子が居ます、貴方が助ける?それとも誰かを呼ぶ?>なんだこれ?変なアンケートだな。ええっと誰かを呼ぶかな。次は、········
そんな感じでアンケートに答えていく。
「終わったー、はい、これお願いします。」
受け付けの人にアンケート用紙を渡す
「ありがとうございます、では、これを基にステータスなどを決めていくので少しお待ちください。」
そういって奥に引っ込む。
10分後ーーーーーーー
「お待たせしました、これが貴方のカードです。では、最後に貴方の名前を入れてください。」
そういえばキャラクター設定の時に名前は決めなかったな。
うーん、俺の名前は沖田阿比古→沖田→沖田総司→総司→ソウジ
よし!結構適当だけどいいか
「ソウジでお願いします。」
「ソウジさんですか。はい、これで正式に登録完了です。貴方の旅が良いものになりますように♪」
「ありがとうございました。」
俺はカードを受け取り館を後にした。
「ってあれ?山田は?·····まあいいか」
こうして俺の異世界生活が始まった、と思っていた所にメッセージの音がした。ピコン
「ん?何だ、メッセージか。えーなになに、ソウジ様まずは、異世界生活スタートおめでとうございます、貴方の種族は火属性の普通の冒険者となりました。能力は···そうですね運が非常に高い位ですかね。とにかく、この世界について説明させていただきます。この世界は四季、朝、昼、晩があります。そして、雨や雪、雷などリアルを忠実に再現させていただいております。そして忘れちゃいけない最終目標は魔王軍殲滅もしくは魔王討伐になります、その他お金はクエストで、食事は冒険者導きの館で、それと宿は·····まあ頑張って。あっちなみに魔王軍に勝たない限り現実世界へのログアウト不可能でーす。では、幸運を祈っております♪」
····ええっと、はぁーーーーーー!?いろいろおかしいだろ、普通の冒険者ってのはまあおいといて、宿は、まあ頑張ってだあ?魔王軍に勝たない限り現実世界へのログアウト不可能だあ?おかしいだろ!?
このろくでもない世界めーーーーーーーーーーーー!
まずは、なかなか話が進まずすいません。これから頑張って直していきたいと思います。
ごめんなさいに続いて話について言っておくと、このゲームの設定は私が、こんなゲームあったらなー、
カッコいい勇者になりたいなあー、何て考えていたものがそのまま設定に来たって感じです。これから面白くなればいいなと私自身願っております。また、応援お願いします♪