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稽古の元へ Go Go Go

この話は、分かりやすくまとめました。

第2章 唯我独尊


ギルドへ帰ってきた煉哉達。

早速、紋章について聞こうと思った。

「団長、この紋章について何か知ってるか」と俺は腕を見せながら言った。

「んだ。それ。お前、そういう趣味だったのか。」と言われ、俺が思ってた反応と違った。

しかし、あの力は何だったんだろう、また新たなる疑問が増え、それを頭の片隅にしまっておいた。


ある街の場所。そこには、薄気味悪い道があり

ひときわ目立つ家が建ててあった。

「ついに、動き始めたか。」と不敵な笑みを浮かべながら、男は言った。


煉哉達がギルドへ帰ってきて、3時間が経ちもうすぐ昼が終わる頃。

アーティムとオリヴィアとバルジーは、中位クラス進級試験練習に励んでいた。

試験の内容としては、技を使いこなしている点とジョブの特性を最大限まで活かしている点といった2点である。ジョブごとに部屋は違い、出される題も違う。

「残り二日だよ。」と焦ってアーティムは言う。

「おいおい。何焦ってんだよ。あと、二日もあれば大丈夫だぜ。」と焦りはなく、余裕なバルジー。

「また、からかって。」といつものように叱るオリヴィア。

「なぁバルジー、煉哉のやつどこへ行ったんだ?オイラ心配だよ。」と心配するアーティム。

「あの総500人の団員をまとめているガーランドさんに稽古される事になったみたいだぜ。うちの団長が交流会で、期待の新人(アイツ)を紹介したら

とても気になったらしい。結果稽古だとよ。」とヤキモチを焼いたのか、少しスネている。

「あなた、そういえばガーランドさんを尊敬していたわね…。まぁ、団の貢献度1位取れたんだから、ディスガルフ王国ジョブ別ランキングで100位以内に入るよう頑張りなさい。」と慰めるようにオリヴィアは言った。

「そうだよ。バルジーだったらいけるよ。」とオリヴィアに続いて、アーティムが言う。

慰めれたバルジーは少しずつ落ち着きを取り戻していき、進級できるよう練習に取り掛かった。


この国、ディスガルフ王国は異種族数32もある種族が、領土を分け住んでいる。総数は約200万体(匹または人)ぐらい住んでいる。

王は代々伝わるガルフ家、ルビウス=ガルフ17世。ガルフ家は皇族であるため王が亡くなれば、次の王を決めるので1度も途絶えたことがない。

隣国のゼロス帝国とは、ライバル国だ。

87戦中21勝65敗1引という結果だ。この40年間、 ゼロス帝国がずっと勝ち続けているため、領土がどんどん占領されていき、厳しい状況となっている。

それを奪回するため、毎年1回ルビウスは戦力を上げるために、能力に優れた者には称号が与えられ、ルビウスが団長と務める【黄金獅子王】への入団が許可される。更に、貢献を上げられない最下位の団には、一年以内に解団するよう命じられている。それに背くことがあれば、団全員に処罰が与えられる。最後に年に数回ある、団VS他団のイベントがある。そのイベントに団の名を残すことが、出来れば賞金、知名度、栄光が与えられ、モンスター討伐難易度S、SS、SSSが解放される。更にさらにギルドを大きくしたり、強化施設などの設備等の注文ができるようになる。これを狙っている団は多く、激しい接戦となる。



ここで、3時間前に遡る。

煉哉が紋章について団長に話した後のことである。

「あ、そうだ。お前、こいつのもとで10日間稽古することになったから。」と言って、団長は特徴のある下手な絵を見せ、俺はそこへ稽古しに行くことになった。その絵をみた、バルジー達は余りにも酷すぎるため笑ってしまった。

全く急展開すぎる。討伐終えたら、今度は稽古しに行くのかよと寝る暇もなく余儀された。

【炎帝の赤龍】と言う団の団長に稽古することになったようだ。名前は、ガーランド=ラピスという人だ。どのような人物か、少し気になった。

俺は武器や防具、食料品などが入っている荷物を持ち、ギルドを出た。

ギルドをすぐ出てT字路の街から、北西に15kmの所にあるみたいだ。団長が、地図を書いてくれたのだがあの下手さは変わらない。

15kmの間に砂漠があるらしい。砂漠を乗り越えるための道具を持ってきているが、人生初の砂漠体験なのでどう過ごせばいいのか分からない。

団長は、ギルドを出る時こんな事を言っていた。

「あ。一つ言うの忘れた。既に稽古は始まっているぞ。それだけだ。」と。

まずは 砂漠が一つ目の試練か。と思い歩き始めた。ここからが、俺にとってあの力を呼び覚ますきっかけとなるとはまだ、知らない俺であった。






さぁ、冒険の始まりだ。

煉哉はガーランドの稽古へ行くため砂漠を乗り越え、バルジー達は中位クラス進級できるように努力をしている。果たして、受かるのか。

それぞれの目標へ。

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