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イセカイック魔法少女ミランちゃんだよっ♪
くるり。ミランはいじめられっ子と思し気さえない少年の方を見やる。
「いやぁ~。イイコトしたなぁ~。これは感謝の嵐が来るよね~」
実にわざとらしい棒読みであった。
空気を読んだいじめられっ子はぼそぼそと「ありがとうございます……」と、謝辞の言葉を送った。
「ところであの、殺気……じゃなくてさっきの力は一体……?」
「魔法だよっ。 愛と平和の魔法だよっ♪」
「いや、どう見てもステッキからじゃなく、掌からビームが……」
ミランは不気味なまでの作り笑顔を威圧的にいじめられっ子に近づける。
「魔法だよっ。魔法に決まっているでしょ? ね? ね?」
これ以上、言及してはならない。そう悟ったいじめられっ子は怯えながら何度も首肯。即座に逃げ去った。




