理由
これは90%実話です。
私の名前は中屋 香織
私は昔からナースになることを決めていました。
なぜナースになろうと思ったかというと、あれは私が小学5年生のときのことです。
その当時、私はバスケが大好きでバスケ少年団に入っていました。
恥ずかしい話、このときの私の夢はバスケット選手になることでした。
私は毎日のようにバスケをしました。
上手くはありませんでしたが楽しくて夜遅くまでやっていました・・・・・・あの日の夜も
私は練習が終わった後に自主練習をしていました。
そして1時間程練習をしていると監督に
「おーい、そろそろ終わりにしろー」
っと言われたので練習を終えて家に電話をしてむかえに来てもらうことにしました。
しかしなかなか電話に出てくれなく、諦めかけたときにやっと電話がつながりました。
電話に出たのはおばあちゃんで親はまだ仕事から帰って来ていないようでした。
私は早く帰りたかったのでおばあちゃんにむかえにきてもらうことにしました。
おばあちゃんは5分程でむかえにきてくれました。私はもう少しかかるとおもい近くのコンビニに行ってしまいました。
私はおばあちゃんがむかえにきていることを友達からきき急いで戻りました。
そして私はおばあちゃんの車に乗り謝りました。
おばあちゃんは笑って許してくれました。
家に着くと私は着替えをすまし休んでいました。
おばあちゃんはおじいちゃんがお風呂に入っていることに気付き様子を見に行きました。
するとおばあちゃんは突然悲鳴をあげて私を呼びました。
風呂場についた私はおばあちゃんがおじいちゃんをお風呂から出しているのを見ました。
最初はのぼせたのかと思っていたがおばあちゃんは
「早く救急車呼んで!!」
っと大声で言ってきたので私は半泣きで救急車を呼びました。
その後救急車がくるまで私はおじいちゃんを揺すったり声をかけましたが反応はなく、おばあちゃんは心臓マッサージをするが上手くいかず時間だけがむなしくすぎていきました。
救急車が来たと同時に親も帰ってきて、一緒に救急車に乗って行ってしまいました。
私は留守番をするよう頼まれました。
そしておじいちゃんが帰って来ることを祈りました。
ずっと
ずっと
すると突然電話が鳴った。
出てみると母からでした。母は
「おじいちゃん・・・・やっぱりだめだったみたい・・・・心臓発作で・・・・・医師は・・・もう少し発見が早ければって・・・・おじいちゃん・・・・・」
母は泣くのをこらえながら私に言ってくれた。
私は電話を切るとそのまま部屋に行きベットに横になった。
全て夢だった。そうなることを祈った。
そうならないことはわかっていても頭がついていかない。もし自主練習なんかしなければ・・・・・
もしコンビニなんかに行かなければ・・・・・
もしバスケなんかしないでいれば・・・・・
おじいちゃんは死なずにすんだ
そう考えると涙がとまらなかった。
私はそのまま眠りについた。
次の日、目が覚めると私は急いでおじいちゃんの部屋に行った。
いるはずないのに、
それでも昨日の祈りが神様に通じたかもしれないと思いドアを開けた。
しかしそこにはおじいちゃんの姿はなく、おばあちゃんが抜け殻のように座っていた。
私はおばあちゃんに泣きながら謝った。
私が早く家に帰っていればおじいちゃんは死なずにすんだ・・・・・
おばあちゃんは昨日くるまの中でみせた顔と同じ顔で私を許してくれた。
でも昨日とちがって今日は目から涙がでているようなきがした。
私はこのときからバスケ選手から看護師になることを決めました。