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プロローグ 姫様御乱心

この小説はフィクションです、作中の人物、地名、団体は実際のものと全く関係ありません、全部作者の妄想です。

男なら少なくとも一度は、大勢の好奇な注目を一身に浴びてみたいと思うだろう?

例えばサッカーをしているときなら、華麗なシュートを決めて皆の視線を独り占めだ。野球なら、力強いホームランで見るもの全員を唖然とさせられる。何もスポーツだけじゃない、勉強も然りだ。テストで学年1位なら学校中に自分の存在を知らしめることが可能だ。

…何、平凡が一番じゃないかだって?この臆病者が!

俺は特別になりたい、どっかの五人組が

「ナンバーワンにならなくても〜」

なんて歌ってるが、そんなの凡人の言い訳だ。俺はカリスマ性が欲しかった、突飛な頭脳が欲しかった、誰もを超越する強靱かつしなやかな肉体が欲しかった。

…しかし神は俺を凡人として生を下さりやがった。中肉中背、学力は中の中、顔は…いつ見てもぱっとしないな。スポーツでは、どんなに練習しても体格の良い奴が得を見るものだ、大人になりかけの体に勝てるわけない。勉強も、こんな不純な動機じゃあ長続きできるわけがなく、世に言うガリ勉君に遅れを取ってしまう。顔は…放っておいてくれ!

しかし神は俺を見捨てはしなかった、最大のチャンスを与えてくれたのだ。それは嬉しい。うん、物凄く嬉しい…、だけど!

「こんなの反則だぁーーー!…ケホケホ!?」

天の神に届き給えと、虚空に叫ぶ細い喉は、耐えられずにむせ返ってしまった。

俺こと姫宮優の、あまりに唐突で、あまりに情けない第二の人生の幕開けだった。

某漫画を読んでて思いつきました、やっぱ恥ずいな〜///まぁお暇でしたらお読みください!

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