表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光を求める鳥 〜戦争の悲劇〜  作者: 華ノ月


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

20/26

20.


「……神の聖域を犯した奴らめ!裁きを受けろ!」

「お前たちは罰を受けなければならない!」

「これはお前たちが罰を受けるための戦争だ!」


 バンドール国の兵士たちが口々にそう言葉を発しながら、ラグアンチ国の男たちに銃を向けたり、剣を向けたりしている。


 そして、ラグアンチ国の男たちはその言葉に前の戦争の時と同じように、戦いを封じられてしまい、次々にやられていく。


 バンドール国の兵士たちは徐々にラグアンチ国の敷地に侵入して、破壊行為を繰り広げ始める。


 相手は最新式の戦車に乗って、ラグアンチ国の建物を次々に破壊していく。


 戦はバンドール国が有利に進んでおり、兵士の男たちが次々と敷地内に入っていった。




***


(……俺がみんなを守るんだ!)


 カルマはそう心で呟きながら、みんなが集まった建物の前で見張りのようなことをしていた。もし、敵が攻めてきても自分が食い止めるという想いで、建物の前で誰に言われるでもなく、見張りをしていたのだった。


 その時だった。


 大きな音が響き渡り、武装した兵士たちが国の中に侵入してくる。カルマは兵士を見て驚くが、みんなを守りたい一心でその場を離れずにいる。


「……あれ?」


 兵士の一人がカルマに気付き、声を出す。


 国に侵入した兵士たちは、女も子供も誰も見つけることが出来なかったので不思議に感じていたところに、カルマを見つけた。


 カルマが武器を手に二人組の兵士の男を睨みつける。


「……成程、女や子供はこの建物の中にいるという事か」


 二人組の兵士が不気味な笑みを浮かべながら小声でそう言葉を綴る。


「どけ、坊主」


 兵士がカルマにそう声を投げかける。


「どかない!ここは絶対通さない!!」


 カルマが大きな声で二人組の兵士を睨みつけながらそう言葉を発する。


「生意気な坊主だな……」



 ――――ドカッ!バコッ!ガッ…………!!!



 二人組の兵士が殴ったり蹴ったりして、カルマをその場に倒れさせる。そして、兵士は建物の中へ入ろうとしていく。



 ――――ガッ………………。



「い……行かせない………………」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ