表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光を求める鳥 〜戦争の悲劇〜  作者: 華ノ月


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

19/26

19.


「……はじめまして。私はバンドール国のドルク=バーミヤンだ」


 バンドール国の戦車が打った砲撃を受けて、その場にガンたちが武器を手にやってくる。すると、砂埃が立ち込める中、戦車に立っているドルクがガンに向って不気味な笑みを称えながら、そう挨拶をする。


「目的はなんだ!」


 ガンがドルクにそう言葉を放つ。


「……目的?違うな……。我々は聖地を犯したお前たちを裁きに来ただけだ……」


「聖地?」


 ドルクの言葉にガンが何のことか分からなくて、はてなマークを浮かべる。


「この地は神が降り立つ聖なる場所だ。だから、誰もこの地を狙わなかった。なのに、貴様らは神が降り立つその聖なる領域に土足で踏み込み、神が降り立つこの場所を荒らした……」


 ドルクが黒い笑みを浮かべながら言葉を綴る。そして、一呼吸置くと大きな声で叫ぶように言葉を発する。



「……これは貴様らに罰を与える聖なる戦だ!…………突撃!!!」



 そう言葉を発すると、ドルクは右手を高々と前に掲げる。それを合図に兵士たちが一気にガンたちに剣を向けながら突進してくる。


「怯むな!応戦だ!皆を守るぞ!」


 ガンが仲間たちにそう声を掛け、戦は開始された。




***


「……押さないで!ゆっくり入ってください!」


 アルトが床に設置してある頑丈な扉を開けると、そこに集まっている女や子供にそう声を掛けながら、地下に続く扉の中に入って貰う。


 また、戦が始まった時の為に、ガンはアルトに前々から皆をその時は安全な地下に入るように言われていた。なので、アルトは国中を駆け回り、その建物に皆が行くように声を掛けて、集まってきた仲間たちをその地下に誘導していた。


 そして、全員が地下に入ったことを確認すると、ここに地下に続く隠し扉が無いと思わせるために、扉の上から絨毯を被せ、その絨毯が歪まないように慎重に自分もその中に入り、扉を閉めた。


「……あれ?」


 その時、レインがある事に気付き、小さく声を出した。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ