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異常者の恋愛は異常です  作者:


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第4話 異常者の放課後デート 昼食編

投稿頻度月一。

せめて週一くらいにしたいけど手がまったく回らない。

多分もう片方の作品が落ち着くまではこれくらいの投稿頻度となる。

どっちも毎日投稿するためにはニートにならないと無理。

学校探検が終わった後、俺と玲奈はそうそうに学校を出ていた。

入学して2週間は部活動見学の期間なので大抵の生徒は部活動見学に行っている。

ただ、俺と玲奈は二人とも部活に入る気はないのですぐに学校を出てデートをしようとしているのだ。

放課後デート、中学の頃もしていたが最近は忙しくて中々デートの時間が取れていなかった。

まぁ、元々俺も玲奈も外に出たがらないというのもあるが。

今、俺と玲奈は手を繋いで帰り道にある大型ショッピングモール「BIRC」に来ている。

この街では一番大きい商業施設である。

ちなみにだがここ経営会社は全国にここのような商業施設を出している。

かなり大きい会社なのだがその会社の社長は以前、一華さんの会社で働いていて一華さんの弟子のような存在らしい。

毎年新年に一華さんの家に挨拶に来るため、俺達とも顔見知りだったりする。


「さてと、今日は何処行く?」


「そうね、お昼まだだし適当なお店で食べましょうか」


今更だが、うちの高校は入学して1週間は学校に慣れるため半日授業だ。

なので、まだ13時だったりする。


「何だべる?」


「零が食べたいものでいいわよ」


「了解」


玲奈の先ほどの発言は、別に俺に丸投げしたわけじゃない。

俺と玲奈の趣味趣向はかなり似ている。

親しい人から定期的に双子を疑われるくらいには似ている。

そのため、俺が食べたい物=玲奈が食べたい物なのだ。

だがら俺は気にぜず俺が食べたい物を食べる。

玲奈は俺に聞きはしたが、俺が何を食べたいかもわかっているのだ。

だから俺は目的地を言ってないにも関わらず、玲奈は俺に遅れをとることなく俺の真横を歩いている。


「着いたわね」


「さっさと中に入ろう」


俺達は店の中に入る。

俺達が入ったお店、それは焼肉屋だ。

これは余談だが、ここは完全個室だ。

そのため、権力者が密会に使うことも少なくないと、以前一華さんに教えて貰った。


「いらっしゃいませ」


店に入ると、女の店員さんが話しかけてきた。

この店員はいつもいるためもう顔見知りのようなものだ。

俺は女店員と目があった。


「二人よ」


「かしこまりましました」


店員はそう言って、個室に案内してくれた。


「ごゆっくりどうぞ」


そう言って店員は下がっていった。

俺達は案内された個室に入って扉をしめる。

内装はお洒落ではあるが、機能自体は他の焼肉屋とさほど変わらない。

机とソファがあって机には肉を焼く網の部分がある。

俺は焼肉屋に詳しくないからわからんが、この肉を焼く部分は何と言うのだろうか?


「零」


個室に入った瞬間、玲奈が俺に抱きついてくる。

この声は拗ねているときの声だ。

恐らく、俺が女店員と目があったからだろう。


「零は私の物」


玲奈はそう言いながら俺に抱きつく力を強める。

俺は玲奈に抱きつきかえす。

すると、更に玲奈は俺に抱きつく力を強める。

そうして、俺達はどちらかともなく唇を合わせる。

キスを始めてすぐに俺の口内に玲奈の舌が侵入してくる。

そうして俺達はしばらくの間キスをしているのだった。


「「ぷはっ」」


俺達の長いキスは終わった。


「今はこれで満足しておいてあげる。ただ」


玲奈は顔を俺の耳に顔を近づけて、囁くように言う。


「帰ったら、お仕置き」


玲奈のその言葉に俺は頷くしかなかった。

そうして、俺達は席に座る。

この店の注文はタッチパネルでできる。

そして、商品を持ってくるのもロボットかやる。

これらは、客が店員に気を付からなくていいようにするための配慮だ。

俺も玲奈もこの店の店員はさっきの個室に案内してくれる店員とこの店の店長しか知らない。


「玲奈は何食べる?」


「そうね、私はハラミで」


「了解、それじゃ俺はカルビかな」


俺達は各々食べたいものを注文する。


「このお店、久しぶりね」


「そうだな、前に来たのは半年くらい前だったか」


「そのくらいね」


「その時は何で来てたんだっけ」


「確か、シンプルにデートだったはずよ。二人で突然お肉が食べたくなってここに来たの」


「あぁ、そういえばそうだったな」


俺と玲奈はそんな雑談をする。

お仕置きのことは後の自分に任せよう。

すると、扉の近くにあったランプが光った。

このランプが光ったということは、配膳のロボットが来たのだろう。

俺は席を立って、扉を開ける。

そこには、肉ののったトレイを2つ持っているロボットがいた。

俺はそのトレイを受け取ってロボットについているボタンを押した。

すると、ロボットは帰っていった。

普通はロボットと共にスタッフが来るのだが、この店には何回か来ているため、俺達はロボットだけなのだ。

店側が俺達の事情を把握してくれているのもあるだろう。

俺は肉ののったトレイを机の上に置く。


「それじゃあ、焼こうか」


「そうね」


俺達は元々机の上に置いてあったトングをとり、机に内蔵されているダイヤルを回して網に火をつける。

トングでトレイの肉を網に移していく。


ジュージュー


肉が焼けていく音がする。

俺達はどんどん肉を焼いていく。

そしてトレイからタレと米を机に置く。

肉もいい感じに焼けてきた。


「そろそろいいかな?」


「そうね」


「それじゃあ」


「「いただきます」」


そうして俺達は焼き肉を食い始める。


「あぁー美味しい。でも焼肉って匂いついちゃうのよねぇ」


「まぁ洗濯して匂いがとれなかったら、新しいの買えばいい」


「それはそうね」


そんな話をしながら俺達は焼き肉を食べていく。

すると、二人ともお米がなくなった。


「そういえば、ここってお米のお代わり無料だったわよね」


「そうだな」


「それじゃあ頼むわ。零もいる?」


「それじゃあ貰おうかな」


「それじゃあついでに頼んでおくわね」


そう言って玲奈はタッチパネルで二杯の白米と牛タンを頼んだ。


「他に何か食べたいのある?とりあえず牛タンを追加で頼んでおいたけど」


「あぁー。飲み物欲しい。水は飽きた」


「確かにそうね。それじゃあ適当に炭酸を頼んでおくわ」


そう言って玲奈はメロンソーダと炭酸のブドウジュースを追加で頼んだ。

ちなみにだが俺と玲奈は二人でカルビとハラミを頼んだがどちらも食べている。

正直気にしていない。

適当に焼いて適当に食べているだけだからな。

俺達の外食の場合はいつもこんな感じだ。

二人で別のを頼んで、二人でどっちも食べる。

そんな感じで食べているのだ。

すると、扉の前のランプがついた。

俺は扉を開ける。

そこにはまたロボットがいた。

注文したものが全てのっていた。

俺はまたトレイごと机に移動させてボタンを押す。

ロボットは帰っていった。


「来たわね」


「とりあえずジュース飲むか」


「そうね」


そう言って俺は炭酸のブドウジュースを玲奈はメロンソーダを手に持つ。


「今更だけで乾杯しましょうか」


「そうだな」


「それじゃあ入学式お疲れ様」


「「乾杯」」


そうして俺達がグラスを当ててジュースを飲む。

そのまま半分くらい飲む。

そしてグラスをお互いに置く。

そして俺はメロンソーダを、玲奈は炭酸のブドウジュースを持つ。

そしてまた少しだけ飲む。

俺達が共有するのは食事だけじゃなくてジュースもだ。

間接キスだが、今更気にするような俺達じゃない。

そして新しくきた牛タンを焼いていく。

ただ、俺はもう結構満腹だったので残っていた少しのハラミと一枚だけ牛タンとお米を食べて食べるのをやめた。

残りは全部玲奈が食べるだろう。

何かと共通点との多い俺と玲奈だが胃袋の大きさだけは玲奈の方が圧倒的に大きい。

玲奈は結構食べるのだ。

まぁ玲奈はどれだけ食べても太らない体質なため本人もあまり気にしていないが。

それに食べれるだけで食べなくても普通に問題ないため割と食べる量が気分しいだいだったりする。

そんなこんなで俺達は焼き肉を堪能したのだった。


作者は焼き肉に関してあまり詳しくないです。

間違っているところとかもあるかもですが、その場合は感想等で教えてください。

誤字脱字等ございましたらお気軽にご連絡ください。

気に入ってくださいましたら、ブックマーク、レビュー、評価いいね等よろしくお願いします。

こちらもお願いします。

作品についての疑問やご質問、ご指摘も受け付けておりますので感想などを貰えると嬉しいです。


作者別作品:転生したら平和に暮らそうと思っていたのに最強の能力を手に入れてしまった! ~転生した少年がチート能力で完全無双~ 

URL:https://ncode.syosetu.com/n8381in/

上記作品番外編

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