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第43話 カデンを甘やかすハンニバル

「そうか、ホットドックの売り上げが落ちているのか」

「うん」


ハンニバルに抱っこされたカデンが甘えるように打ち明けた。


「風花はなんと言っているんだ?」

「もともとホットドックはよそのお店の方が美味しいから当然の成り行きだって。でもソフトクリームはよそのお店は真似できないから大丈夫だって」

ハンニバルの胸にグリグリと頭を擦り付ける。


「そうだな、氷魔法で似たものは作れるだろうがカチンコチンになって食べられたものではないな」

ハンニバルがカデンの背中を優しくポンポンする。


「うん。それに新商品の開発は組合が協力してくれるからって」

「状況は悪くないと思うぞ。他にもいろいろ作れるんだろう?」

「……うん」

「新しい商品について考えるのは楽しくないか?」

「楽しいと思う」

ハンニバルがカデンの頭を撫でる。


「俺に協力できることはあるか?」

「ありがとうバル、何かあったら相談させて?」

「ああ」


ハンニバルがカデンを優しく寝かしつけた。

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