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劇的なる浪漫詩集および抒情詩集 Dramatic Romances and Lyrics  作者: ロバート・ブローニング Robert Browning(翻訳:萩原 學)
16/22

小唄 Song

I

いや貴方、あの人愛さずとな、

 あの人こそ純金ならずや、我が女王よ?

あの人以上に、大地か何か抱きしめ(真実語れ)ぬや?

 この髪の房のようなものなど、それこの房も、

そして最後に、この最上なる金髪の房よ、

あまりに輝かしく、ええ、それを落とせよと?

Nay but you, who do not love her,

Is she not pure gold, my mistress?

Holds earth aught—speak truth—above her?

Aught like this tress, see, and this tress,

And this last fairest tress of all,

So fair, see, ere I let it fall?


II

何となれば、貴方褒め歌ばかりに踊らされる所以ならん。

 いざ称えよと、世界を遍く鵜の目鷹の目に。

なれば目撃者よ、此処は穏やかに見つめてやれぬか?

 あの人以上に、大地が何か据え(真実話し)て在るに?

この髪の房以上に、そしてこれ、触っているのが

褒め言葉も出せぬくらいに、大好きだ!

Because, you spend your lives in praising;

To praise, you search the wide world over:

Then why not witness, calmly gazing,

If earth holds aught—speak truth—above her?

Above this tress, and this, I touch

But cannot praise, I love so much!

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