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何故か殺された俺。目を覚ませば森の中…もうどうなってんだ?

初めまして!投稿主です。今回野球と異世界を組み合わせて何か作れないかと思い、投稿しました!まだまだ文才は皆無ですが、温かく見守って下さい!


本編に入る前に主人公の設定について色々と。

名前:田中正樹(たなかまさき)

年齢:二十歳

身長:174cm

体重:67kg

能力:???

性格:基本温厚でフレンドリー。しかし、普通の人間なので怒っても覚醒しないし、恐怖への耐性はあまり無い。火事場の馬鹿力は一応持っている。

特徴:野球の知識が豊富(祖父や父からの伝聞+実体験)

身体能力は平々凡々。顔面偏差値は普通。性格の良さでカバーしたい。


『 さあ9回裏の攻撃、打順は三番、内川からという所… 』


「クリーンナップからか、頼むぞ〜塁に出てくれ!」


突然始まって申し訳無い。俺の名前は田中正樹(たなかまさき)、大学3年生の二十歳だ。野球観戦が大好きで、野球の知識なら割と豊富に持ってると思う。そんな俺が今観てるのは、贔屓の野球チームの優勝決定戦。今は1点差で負けてるが、何としても勝って早く優勝の瞬間が見たいものだ。


『 内川サードゴロ!ワンアウトです!』


「うーん、ダメか!でも次は柳田だ!1発で同点に持ち込めるかも知れない!」


『 …空振り三振ー!これでツーアウト!』


「マジかよー!もう後が無いぞー」


『さあ、最後のバッターになるのか!打席には今日当たっているグラシアル! 』


「頼む〜!」


『…レフトフライでスリーアウト!試合終了ー! 』


「まじか〜、優勝の瞬間はお預けか〜」


生憎今日は負けてしまった…でもまだチャンスはある。明日、明後日と試合は続くから、是非とも優勝して欲しいものだ。


グゥー


「腹減ったな…しょうがねえ、コンビニから晩飯でも買ってくるかな。」


帰宅してから速攻テレビに齧り付いた俺は、晩飯を食ってなかったのだ。さて、今日は何を食おうかな。そういや新商品でチーズたっぷりカレーなんてのが出でたな。それ食うか。


「財布よし、消灯よし。うし、ひとっ走り行ってくるか!」ガチャン!


俺は足早に家を出た。












『……9時50分になりました。ニュースをお伝えします。昨日昼の2時頃に起きた連続殺人事件の犯人は、まだ市内に潜伏しているとみられ… 』













「ありがとうございました〜」ウィーン




「さ、帰って飯だ。しっかし寒くなったな。今何月だっけ…」


俺はスマホを取り出す。もう十月だ。そりゃあ寒くもなるか。


「とっとと帰ろう。明日は何するかな。」


スマホを開く。携帯会社からのメールばかりのメールボックスに、新しい通知が来ていた。差出人は俺の友達。早速中身を見てみる。




【⠀よお、突然悪ぃが明日合コンに来ないか?お前最近出会いが無いって嘆いてただろ?そんなお前に俺からのプレゼントだ!悪い話じゃ無いと思うぜ。決まったら明日教えてくれよ!】


…成程。俺は立ち止まって考える。



「ふーむ、しっかしあいつが合コンに誘ってくれるとはなあ。なら明日はそれに乗るか?いや、優勝が決まるまで夜は外したくないな…」


ダッダッダッ


「このチャンスは逃せねえよなぁ…でも優勝の瞬間も見たいなあ…どうしたもんか…」


ダッダッダッ


「いっそ俺が2人に分裂出来たらな〜。なーんて…」


ダッダッダッ


「……さっきから後ろから走ってる音がするな。ランニングしてるおっちゃんか?……………ヴッ!?」


グサリと何か刺さったような感触。妙に首の辺りが熱い。これは…


「え…あ、あ゛ああっっっ!痛い…!首が…!」


振り返るとそこには、黒いフードを被った男が俺にナイフを刺していた。


「い、痛え…!マジで痛え…!き、救急車…」


スマホを必死で操作するが、手が動かない

。足も力が入らない。頚椎をやられたか!?どんだけ強く刺したんだ!!くそ、声も掠れてきた。意識もだんだん朦朧としてくる。


「ああ…俺は…こんな所で…死にたく………ない……」


俺は道端に倒れた。暗闇が俺の視界を塗りつぶした───














ふと目が覚めると、視界に飛び込んできたのは青空だった。


「え、なんだこれ!?俺確か死んだはずじゃ…」


首を触ってみる。何も外傷はない。痛みもない。どうやら助かったのか?


「よかった…生きてる…!生きてるー!!!」


俺は喜びを爆発させた。当然だ。あんなよくわからん奴に殺されるだなんてまっぴらごめんだ!まだやりたい事はいっぱいある。死んでたまるか!


「…にしても、、、ここ何処だ?」


周りを見渡すと、木々がひたすら連なっている。どうやら森のようだ。黒フードの男に拉致されたか?


「そうだ、スマホは?スマホがあれば何とかなるが…」


ポケットを探るが無い。財布も無い。くそ、あいつに盗まれたか!


「やばいな。どうやって帰ろう…俺山でのサバイバルなんて無理だぞ。」


しかし、いつまでもここに留まっていても仕方がないので、適当に歩くことにした。







───歩き始めて2時間後────



「もう疲れた…これ以上歩けねえ…眠い…だるい…」


俺は草むらに横になった。これ以上動くのは無理だ…

俺が眠りかけたその時─


スコーン スコーン スコーン


「ん?何か聴こえる…」


スコーン スコーン スコーン


「これは、もしかして木こりの音か?」


丁度2、3日前に木こり世界チャンピオンの動画を見た事がある。たまたま見つけた動画の音が、まさかこんな所で聴けるとは。とにかく人が居ることは確かだ!急ごう!


「ハアハアハア、おーい!おーい!誰か居るかー!助けてくれー!」


走りながら声を出すのがこんなにキツイとは…脇腹も痛い…だがここで諦めたらいけない!


「おーい!気付いてくれー!」


!音が止んだ。気付いてくれたか!?


「ハア、ハア、誰かー!」



「おーい、大丈夫かー?」


「!!こっちだー!来てくれー!」


「今行くよー!」


「ああ…た…助かった…」


人の声が聞けて安心したのか、俺は気を失って倒れてしまった。だがもう大丈夫だ。これで帰れるんだ。微かな希望と共に、俺は意識を手放した…




「おーい、大丈夫ー?って倒れてるじゃん!自分1人で運べるかなあ…よっこいしょ……むむ、お父さーん!ちょっと手伝ってー!」


「全く急に走り出したかと思えば一体どうした……… !こ、これは大変だ!急いで家に運び込まなければ!」





割と新しい試みと自負しているので、このジャンルでどこまでやれるか挑戦してみたいと思ってます!あ、あと更新速度は不定期です…私生活との兼ね合いがあるので、そこは勘弁してください…

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