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日本でゾンビパンデミックが起こった場合2

少し過激なことが書いてあるやもしれませんが、この作品はフィクションですから(念押し)


 装備の確認が終わったら玄関の外の確認です。その次は窓から外を窺ってみましょう。ゾンビの特性が分かるかもしれません。ネットからの情報を得ていたのなら刷り合わせと確認をするのもありですね。そうしてある程度情報が集まったらメモするなりしておきましょう。

 次は、足りない物のリストアップです。真っ先に必要なのはいつ止まるかわからないインフラが崩壊した際使うものです。

 例えばガスコンロの代わりにカセットコンロ。照明の代わりに電池式のランタンまたは手回し出来る物、浄水器に飲料水です。

 組織的に守らない限りインフラはいずれ必ず止まります。医薬品もすぐ確保しておきたい物です。そうしてリストアップが終わったらまた選択の時間です。


 さて、前回食料を確認しましたが、一週間分買ってきていたという設定にしましょうか。これで少し余裕ができたはずです。

 しかし、足りない物もあります。では、どうするか。


 話は変わりますが、ゾンビ映画には二種類の敵がいます。一つはもちろんゾンビですね。では、もう一つは何なのか……、そう「人間」です。

「本当に怖いのはゾンビよりも人間の方だ」としている作品は多いです。

 ゾンビ作品でドロドロの人間関係は切っても切れないもの。

 始まりはゾンビもののお約束であるショッピングモールが舞台、ロメロ監督のゾンビ三部作の二作目「ゾンビ」です(ダイマ)。

 この作品ではショッピングモールに逃げ込んだ主人公達が、ギャング集団とゾンビ集団に襲撃され三つ巴に。

 犠牲を出しギャング集団を倒すも、まだゾンビ集団が残っていて、結局燃料も少ない中逃げるとすんごく簡略化するとそんなお話なんです。

 仲間内でごたごたしてたり、やっかいな略奪集団もやってくる。

後年のゾンビ映画の原型はここで出来たんではないかと思わせる映画です(べた褒め)。

興味あったら是非に、古い作品ですが面白いですよ(二回目のダイマ)。


 なぜこの話をしたかというと、人間関係やトラブルで揉めるということ、それは小説内(現実でも多分)でも避けられない問題です。


 三人揃えば文殊の知恵ともいいますが、三人は派閥ができる最小人数でもあります。厳しいことを言えば避難所のキャパと食料は足りないでしょうし、基地にも入りきれない。

 天災と違い、終わりがなく助けが来ない状態は、人にものすごいストレスを与えるでしょう。悪い要素はてんこ盛りです。小さな揉め事や喧嘩から、徐々に雰囲気が悪くなっていくと……。


 そうなれば行き着く先は内部崩壊か、外部から暴徒と化した集団やギャング、他の拠点からの攻撃を防げず崩壊、または隷属。

 脅威の暴力集団となった軍隊や警察も出てくるでしょう。恐ろしいことに全部有り得ない事ではないのです。


 ただ結局そう言って悲観して怖がっても、人は一人では生きていけませんし「孤独」を感じる限り仲間は必要です。不安で夜も寝れないかもしれません。役割分担も一人では出来ません。見張りに、探索、荷物の運搬、遠征時の車の運転を交代したり、田畑を作ったり、拠点などの修理や強化、自分にない知識や技術、そしてなにより笑い合う相手がいるということが重要だと思います。ごたごたはどうにか乗り越えていくしかないでしょう。


 人間関係はあれなのですが、魅力的なキャラ達を出せるということでもあります。ヒャッハーな暴徒、小物な悪党、内部崩壊を企むスパイ、裏切る親友、力で支配する軍人、テンプレ的死亡フラグ満載な友人、かっこいいおっさん、命掛けで特効薬を作ろうとする博士等々。色んなドラマも作れそうです。


 話を戻しまして。パンデミック初日ということもあって、近場に早々ヤバい人はいないでしょうし、ギャング集団が縄張りを自己主張してもいない……でしょう。まあ、探索せず様子見もいいと思います。ですが、敵もゾンビの量も少ない今だからこそ探索を済まし感覚を掴みたい! そして本命のゾンビを倒しておきたい! ゾンビに対処出来る様になれば探索範囲も広がり出来ることも増えるでしょう。


 探索では油断せず音を立てずに動きましょう。あれも欲しいこれも欲しいと欲張ってはいけません。重量が増えれば動きにくくなり体力も使います。必要な物だけに出来るだけして下さい。

 確実に一体しかいない状況で背後から頭部に攻撃しましょう。「やったか!? 」はフラグです、少し離れてしっかり確認しましょう。倒したと確認出来たら急いで帰りましょう、吐き気を耐えられそうにないなら隠れられる場所に。出来れば我慢して堪えられるのが一番です、嘔吐によって体力を奪われるのと臭いや音に釣られてゾンビが寄って来ることは避けたいですね。

 ああ、小説なら緊迫感溢れるサバイバルシーンですね。筆者の一番好きなとこです。


 無事に家に帰り着いたなら、洋服を一応着替えて手洗いうがいをしっかりしておきましょう。この設定では感染しませんが、実際はどうかわかりません。特に返り血が付着している場合は、ビニールか何かに入れてきちんと封をしておきましょう。

 戦利品を片付け、一息ついたら具体的な方針を決めましょう。食料も水も時間も有限です。あれもこれもでは手が回らないでしょう。

 そこで避難所や基地に避難するのか、自分で仲間を探し拠点を作るのか。近隣から食料や物資を集めてひたすら耐えるか。「あなた」はどうしますか?



 ・避難所


 近場にあり数もあるので、基本的にここに避難するのが無難です。しかし、どれほどの人数の避難者が来るかはわからないので、食料等の物資がすぐに足りなくなる可能性があります。補給は出来たり来るかは不明。

 感染者(噛まれていたことを隠してた人なんか)をしっかり対策出来るかでその後が決まってしまう。ダメなら即脱出しましょう。

 人が多いということを利点に変えて、一致団結し物資を集めたり役割をこなせればいい拠点になるかも。


 ・自衛隊の基地


 避難所に指定されていたりしていれば大丈夫かもしれませんが、受け入れてくれるのかがまず問題。

 防衛力は高そうですが、撃てればの話なんですよね。この辺がわからないので行く前にしっかりに考えた方が良いでしょう。

 物資は災害認定でヘリ飛ばしたりで普通にいけそうではあるんですが、大丈夫でしょうかね。

 総合的に見て安心感、生活水準、危険度の低さは抜群です、が、こっちも感染対策で運命が決まります。


 ・警察署


 避難先としては論外に近い場所ではないでしょうか。殺人未遂なんかで捕まえたゾンビがいたらもう終わりです。拳銃が手に入るかも? リスクが高すぎですよ。


 ・ショッピングモール


 ゾンビ映画好きの間ではここに避難すべきか否かで議論になるレベルでお約束の場所。ロマンと物資の宝庫です。

 買い物客や店員の人数が多いので、ゾンビ化していた場合は対処しきれない可能性が高いです。諦めるか人を集めてコツコツ減らしていきましょう。

 広いので篭城するならある程度の人数を揃えた上で生活環境や防衛設備を整えなければなりません。

 そしてその物資の豊富さ故に、真っ先に敵から狙われるリスクが凄く高い場所でもあります。

 ちなみに我々日本人は物資に目がいきますが、アメリカのショッピングモールでは、スポーツ用品店のハンティングコーナーで銃が売ってたりしていたのでそれが目的だったのかもしれませんね。


 ・自宅


 過ごしやすさは最高ですね。物資があり周辺立地が良ければ無理して他に行く必要はないかもしれません。問題は部屋の広さによる備蓄の限界や拡張性のなさ、インフラ停止をどう乗り越えるかです。



 今回はここまでとします。お疲れ様でした。

逆に人間関係超ゆるゆるなシリアスの欠片もないゾンビもの見てみたい……。


何やら右往左往した文章で申し訳ない。

書きたいことだらけでまとめられてないの原因です、すみません。

次回はどうしようか考えております、もしかしたら更新が遅くなるかもしれませぬ。

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