第三話
ポーンという機械
音が響いたので、ステータスを確認すると、Lvが4になっていた。
Lvが上がったため、手にはいった20ポイントのステータスポイントは、5ポイントをSTRに、残りの15ポイントをAGIに振った。
今の俺のステータスとスキルはこうなっている。
コウ Lv4
職業 無し
STR50
VIT20
INT26
DEX35
AGI65
LUK12
DEF6
スキル SP0
刀術Lv2 陰陽術・焔Lv1 体術Lv1 闇魔法 Lv2 鍛治Lv1 細工 Lv1 調薬Lv1
職業はLvが20になると、スキルの構成や、戦い方によって現れる職業を選ぶことができる。
まあ、まだ俺には早いことだがな。
取り敢えず、今日はここでLvをあげまくろう。
それから、4、5時間、俺は緑色の小人をひたすら狩った、そして、錆びた刀の耐久値がかなり減っているため、耐久値を戻そうと、今セーフティーポイントという場所に居る。
因みに、今のLv は12だ、刀術スキルはLv7、闇魔法スキルはLv6になり、十文字斬りと、ダークバインドという、2番目のアーツを共に覚えたが、他のスキルは試しに使っただけなので、殆ど伸びていない 。
まず、錆びた刀を細工セットの砥石で、砥いでいく、5分ほど砥ぐとポーンという機会音がひびいた。
「どうしたんだ」
よく見ると、錆びた刀の錆びがほぼ無くなっている。
名前も、錆びた刀から、無銘刀になり、ATKが8から15になった。
「よっしゃ!」
要求STRも上がったが、問題の無いレベルだ。
耐久値を回復させようとしたら、思わぬサプライズにあった。
フィールドに出る前に買った、低級ポーションも半分以上残っているため、俺は、更に森の奥に進むことにした。