1月期~Ⅲ~
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side.フラン
飽きてきたわね。毎日毎日同じ話ばかりの堂々巡り。
生産性ってモノがないわ。
あっち(=ウェントス)の方は面白い事になっているって言うのに……
(注1:フランと余計な頭たちの意識は繋がっています。
ON/OFF自在。目や耳、感触などが味わえます)
ニビル星人、一匹捕まえて帰って来たいわねぇ。
あのスカートの中身が気になるわぁ。
裸にして、隅々まで観察してあげるわよ(フフフっ
用済みになったら風撃で処理すればいいし、後腐れが無いわよね。
あら? カエデちゃん、どうしたの?
え? 宇宙船を持っているネットワークと交渉してくる、ですって?
無理だと思うけど頑張ってねぇ……って、カエデちゃんから殺気が!!
ちょ、ちょっと待って! ココで暴れるのは良くないわっ!
(慌てて妖怪に戻り、カエデを止める。
止めたのは良かったが慌てていた為、巨人化してしまい、
辺りに恐怖をまき散らすことに!!)
(注2:フランは二段階で悪魔化します。
一段階はベネチアの仮面仮装やV系バンドの様な奇妙な姿ですが、
二段階はムキムキの巨人で見ると本能的恐怖を呼び起こします)
あ、あら? やだわぁ、慌てちゃったわ(溜息
もう、ビックリさせないでよ。
ん? この兎さんって宇宙船所有ネットワークのお偉いさんだったかしら?
(摘まみあげ)
ねぇ、ちょっと宇宙船貸してくれないかしら……って、気絶しちゃってるわね。
ん?(周囲を見て)やだ、なぁに、戦闘態勢に入っちゃって! あたし、無害よ?
え? 聞く耳持たず、問答無用ですって!!
冗談じゃないわ、あたし、平和主義者なの(逃げ)
あ、兎ちゃん連れて来ちゃった……
追いかけてきたわね。返せば見逃してくれるの? じゃぁ、返すわ(投げっ
ふぅ、困ったわねぇ。とりあえず、お部屋に帰りましょ。
あら? 誰か尋ねてきたみたいよ。
ん? 原子力潜水艦を購入しろ?
それをガルマンが運んで隠れ里近くまで連れて行く、ですって?
(注3:ガルマンとは宇宙も飛べるドラゴン。めっちゃ強力な妖怪)
あ、カエデちゃん、手配するように命令したわ。
お金持って凄いわねぇ。真似できないわぁ。
ん? もちろん、あたしも付いて行くわよ。
ニビル星人のスカートの中が気になるし♪
潜水艦に乗るために北海道に移動するのね。
自家用ジェットって便利ねぇ。
あら? ベムラーゼがいるわ(ベムラーゼはガルマンの部下)
氷の道を作っちゃうなんて、流石ねぇ。
カエデちゃん、あたしがエスコートしてあげるわ。お手をどうぞ。
ん~……氷の上じゃ、足元が危ないわね。
お姫様だっこして連れて行ってあげるわ♪
(ベムラーゼにカエデを渡し、ベムラーゼが潜水艦の中に引き入れる。
フランも乗ろうとベムラーゼの手をとると、放り投げられ、
氷にぶつかりそうになるも、翼を出して浮き上がるフラン)
危ないわねぇ……もしかして、ベムラーゼってばカエデちゃんに嫉妬したの?
フフッ、嫉妬して貰えるなんて、嬉しいわね。
でも、あたし、契約しちゃったからカエデちゃんには手を出せないの。
安心して(原子炉の計器を監視するベムラーゼにセクハラするフラン)
あたしが地球最後に一緒にいたいと思ったのはベムラーゼよ。
本当よ、最後の夜は貴女と過ごしたいわ(囁き
……あら、もう付いちゃったの。
じゃぁ、お留守番よろしくね、ベムラーゼ。
ねぇ、こういうときって「御武運を」とかなんとか言っちゃって、
口付けを交わすものじゃない?
クスッ☆
さて、さっさと終わらせて、帰りもベムラーゼで遊んであげなきゃ。
なんか、ピポパピポパ言ってる男の人がいるわ?
え? 話を聞いてみたい? そう……カエデちゃんが望むなら叶えてあげるわよ。
(注4:フランは妖術『技能奪取』『技能付与』が使えます。
ただし、『技能付与』は接触しなくてはならないので、
『口付けでしか付与できない』と騙ってます)
テスカトリポカに、マヤの終末論ねぇ。
で、どうするの? あ、やっぱり……
じゃぁ、あの男はカエデちゃんに任せるわ。
あたしは儀式用のピラミッドと、生贄の心臓を抉ってる施設を壊しておくわ♪
さて、壊した所で……どうやら、あの男ってば物理攻撃が聞かないみたいね。
(注5:カエデの攻撃は槍攻撃です)
さて、あたしの風撃で♪ フフッ、ヒットしたわぁ♪
ん? 急に慌てだしたわね。
あっ! もしかして、あたしが施設壊したの気付いていなかったの?
命乞いをし始めたけど……どうしようかしらぁ~♪
って、即断ね。さようなら。
(カエデに止めを刺される)
side.ウェントス
おっ! おっちゃん、ありがとっす!!
え? あぁ、帰ったら約束は護るっす☆
さて、ククリ、捕まってる人たちを救出するっす!
……って、オリが空っぽっすけど?
ん? 銀の膜を片っぱしから開けて行ったけど……人がいねぇっす!
え? ニビル星人に片っぱしから連れて行かれたっすか?
つーことは……生贄になったって事っすかっ!!
シマッタっす。隠れてる間に保護しとけばよかったっす(涙
今さら言っても仕方ねぇっす……無事な人だけでも連れてくっす。
この船に乗ればいいんっすね?
って、人が流されてくっす!! 無重力? 上手く進めないっす!
つーか、オレっち死ぬっす
(ケツァルコアトルのおっさんに助けてもらい)
おっさん、お願いっす。宇宙に流された人たちを助けて欲しいっす。
(ケツァルコアトルのおっさんに助けてもらい)
良かったっす(泣っ
……ん? ガルマンのおっちゃんどうしたっすか?
準備ができたかっすか? ん~(救出した人の人数を数え)準備おっけっす!
出発っすか。問題ないっす!
ククリ、どうしたっすか? 何か忘れてる気がするっすか?
そう言われると、オレっちも、なんか忘れてるような?
(その後、おいてかれた事に気付いたフランが慌ててウェントスに意識を繋ぎ、
ケツァルコアトルが救助船を持ってカエデとフランを回収。
無事、地球に帰還)
あ、恵理ばぁちゃん、オレっちたち、無事帰還したっす。
え? 後ろの音がうるさいっすか?
あぁ……気にしないで欲しいっす。
オレっちが明日の朝日を拝めることを一緒に祈ってて欲しいっす(涙目
side.ガレーネ
フラン様、おかえりなさいませ。
如何なされました?
え? ウェントスですか? こちらには来ておりませんが?
はぃ、連れてくればよろしいのですね。畏まりました。
怒っていないと伝えればよろしいので?
……ウェントス?(トントントン)
フラン様がお話があると……ウェントス、居るのは分かっているのです。
ココを開けなさい。
ウェントス!(ドンドンドン)
フラン様は、怒ってはいらっしゃいませんから。
どうしたというのです?(ガシャガシャガシャ)
何があったのですか? 頑なに会おうとしない理由を教えなさい!
死にたくないって、どういうことなんですか?




